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[ACC33-02] 第3期ドームふじ氷床深層掘削 ー第65次,第66次南極地域観測で得られた氷床コアの解析進捗ー
キーワード:第3期ドームふじ観測計画、南極地域観測、アイスコア・氷床コア、深層コア
第3期ドームふじ観測計画では、2023-2024年シーズンに深度126 mまでのパイロット孔掘削を行い、2024-2025年シーズンに深度541 mまでの深層掘削を実施した。パイロットコアに関しては、2024年に国内で各種物理計測(DEP: Dielectric Profiling、密度、近赤外光反射率、誘電テンソル、通気性、閉空隙率)および気体分析を開始した。深層コアに関しては、2024-2025年シーズンにドームふじ観測拠点IIにコア解析場を立ち上げ、現場解析を開始した。コア解析場の立ち上げに際しては、12月3日から12日にかけて、DEP装置系、水平バンドソー、垂直バンドソー、水同位体比分析計(Picarro)を立ち上げた。12月16日にコア解析を開始し、まずDEPを計測した後、コアを重量比6:4で水平切断し、長さ0.5 mごとに切断して専用のコアケースに梱包した。また、水平切断時に生じた切粉を用いて水同位体比を計測した。1月5日まで現場解析を継続し、深度367 mまでの切断と解析を完了した。それ以降の深度では、持ち帰り希望のある深度を優先し、深度520 mまで約10 mごとにコアの切断と解析を行い、計35 m分のアイスコアを国内へ搬送した。
本発表では、2024-2025年シーズンにおけるドームふじ観測拠点IIでのコア解析場の立ち上げについて報告し、2024-2025年に国内および現場で実施したコア解析の進捗を総括する。また、来期以降の現場解析の改善点について議論する。
本発表では、2024-2025年シーズンにおけるドームふじ観測拠点IIでのコア解析場の立ち上げについて報告し、2024-2025年に国内および現場で実施したコア解析の進捗を総括する。また、来期以降の現場解析の改善点について議論する。