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[ACG39-P03] モンゴルにおける過去40年における植生活動の変動とその要因解析
キーワード:モンゴル、植生
モンゴルでは、近年の気候変動や人為活動の変化により様々な地表面環境に影響が及んでいる。特に、温度・降水量などの基本的な気候要素は自然環境に大きな影響を与えており、これら環境条件と植生環境をモニタリングすることは重要である。本研究では、過去20年、40年の衛星データなどを基盤とする各種データセットを用いて、モンゴルにおける気候要素と植生環境への関係を解析した。解析のプラットフォームとして、Google Earth Engineを用いた。長期(40年)の植生データとしてNOAA/AVHRRからの植生指数とそれに付随する要面積指数などのデータセット、中期(20年)の植生データセットとしてMODISセンサからの各種プロダクトを利用した。モンゴル国においては1982年から2000年にかけての植生活動の減少傾向と、それ以降の増加傾向が見えた。特に2000年前後には強い乾燥により植生活動が40年の期間で低くなっていた。これらの変化はステップ地域においてはおおむね乾燥指数の変化と対応し、一部北部の森林地域では気温の変化に対応していた。