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[ACG46-09] GCOM-C/SGLIによる全球クロロフィル量推定:土壌水分量およびピクセル内の水域混在による影響
キーワード:クロロフィル量、GCOM-C/SGLI、全球、水域混在、 SCOPE2.0
全球スケールの植生物理量推定において、植生背景として存在する土壌水分量の変化や衛星ピクセル内における水域の混在は、その推定精度に大きな影響を及ぼす。特に250–500 m空間解像度の中解像度人工衛星においては、河岸や湖岸、季節湿地による水域混在ピクセルの存在は無視することができない。水域混在の割合は季節変化することもあるため、土地被覆分類図に依存しない推定方法が望まれる。これまで、植生-土壌-光合成の数値モデルSCOPE2.0の逆推定手法を用いて、植生タイプやカロテノイドに依存性のない「GCOM-C/SGLIによるクロロフィル量推定手法の開発」に取り組んできた。本研究では、上述のファクターがクロロフィル量推定に与える影響をシミュレーションした。その結果、土壌水分量を変化させても相関係数は高く (R=0.818)、水域との混在でも相関係数はほとんど変化しなかった (R=0.816)。