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[BPT04-06] 地球温暖化によって支配される後生動物の未来の多様性と寿命
キーワード:未来、大量絶滅、地球温暖化、動物
後生動物の多様化は、刺胞動物から脊椎動物に至るまで、約7億~5億年前に始まり、進化的革新と5回の主要な大量絶滅によって形成されてきた。これらの動物は、太陽光度の増加による地球温暖化により、約10億~11億年後に、生存不可能になると予測されている。しかし、氷期‐温室期のサイクルや、大量絶滅を起こす火山活動および隕石衝突による急激な気候変動および地理的生態的差異は、その計算に使われていない。本研究は、太陽光度の増加にそれらを加えて計算し、約7億年後には地表および浅海に生息する後生動物が絶滅すると予測した。これは従来の推定より3~4億年早まる。地下や深海の系統は生き残るかもしれないが、約10億~11億年後の大量絶滅時には完全にいなくなる。生物多様性の喪失を抑えるためには、高度な種は地下環境への適応や、火星などの地球外移住を7億年前までに検討する必要がある。人類は、地表に生息する後生動物の寿命の中間地点に位置していることが初めてわかった。この新事実を元に人類の行動を考える時が来た。