17:15 〜 19:15
[G01-P07] 月探査広報の教訓 〜未来に向けての方向性を考える〜
キーワード:月探査、HAKUTO-R、YAOKI、SLIM、LUPEX
近年、国・民間共に、月探査への動きが加速している。2024年にはJAXAの月探査機「SLIM」が、日本としてはじめての月面軟着陸に成功した。今年(2025年2月現在)は、1月に日本の宇宙ベンチャーispaceが打ち上げた月着陸機「HAKUTO-R M2 『レジリエンス』」が月へと向かっている。2月にアメリカの月着陸機打ち上げに合わせ、日本のベンチャー企業が開発した超小型ローバー「YAOKI」が月面に向かう予定である。また、2025年度にはJAXAとインド宇宙研究機関(ISRO)が共同で行う月探査「LUPEX」が予定されている。
月探査を行う際、広報事業は必須である。もちろん極秘裏に月探査を行うことも可能ではあるかも知れないが、少なくとも日本やアメリカのような開かれた社会においてそれは不可能である。また、民間企業にとっては、一般国民だけではなく、ステークホルダーに向けた広報(Investors Relation)もまた必要となる。
このように、我が国の月探査においては広報はミッションの一環として不可欠であるばかりではなく、民間と国家機関(JAXAなど)が行う月探査ではその広報の目標地点が変わってくることが考えられる。
ただ、民間による月探査、そしてその広報はまだ歴史が浅く、その方向性や手法などについてはこれからノウハウを蓄積していかなければいけない。一方では国家機関による月探査ではある程度の広報ノウハウがある一方で、常にマンパワーや予算不足などの問題を抱えている。
本発表では、月探査において民間と国家機関との広報の共通点と差異について検証しつつ、私自身が行ってきた広報も含め、月探査広報についての教訓を引き出す。その上で、将来活発になるであろう国家機関や民間による月探査を見据え、どのような方向性があるべきかを議論する。
月探査を行う際、広報事業は必須である。もちろん極秘裏に月探査を行うことも可能ではあるかも知れないが、少なくとも日本やアメリカのような開かれた社会においてそれは不可能である。また、民間企業にとっては、一般国民だけではなく、ステークホルダーに向けた広報(Investors Relation)もまた必要となる。
このように、我が国の月探査においては広報はミッションの一環として不可欠であるばかりではなく、民間と国家機関(JAXAなど)が行う月探査ではその広報の目標地点が変わってくることが考えられる。
ただ、民間による月探査、そしてその広報はまだ歴史が浅く、その方向性や手法などについてはこれからノウハウを蓄積していかなければいけない。一方では国家機関による月探査ではある程度の広報ノウハウがある一方で、常にマンパワーや予算不足などの問題を抱えている。
本発表では、月探査において民間と国家機関との広報の共通点と差異について検証しつつ、私自身が行ってきた広報も含め、月探査広報についての教訓を引き出す。その上で、将来活発になるであろう国家機関や民間による月探査を見据え、どのような方向性があるべきかを議論する。