日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-02] 地球科学・教育と情報デザイン

2025年5月25日(日) 13:45 〜 15:15 201B (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:松岡 東香(城西国際大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、座長:松岡 東香(城西国際大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

14:30 〜 14:45

[G02-04] 防災教育動画の特性が視聴者の受け止め方に与える影響

*谷津 貴久1野田 美波子2 (1.清和大学、2.日本国際学園大学)

キーワード:防災サイン、3DCG、多次元尺度構成法 (MDS)

防災教育を推進するにあたっては、質の高い教材を制作し提供することが望まれる。そこでは、教材の分かりやすさを向上させることや、視聴者が教材に向き合う上での心理的障壁を減らすことなどが重要な課題となる。この点について野田・松岡 (2024) は、3DCGアニメーションと2Dピクトグラムアニメーションの防災教育動画を制作し、それらを1回のみ視聴する場合と繰り返し視聴する場合とを比較検討した。その結果、視聴者からは2Dが3Dよりも分かりやすいとの評定結果を得て、繰り返し視聴より1回のみの視聴が好意的な評価を得た。また、SD (Semantic Differential) 法による心理イメージ測定の結果からは、3Dは2Dよりも心理的負担が大きい可能性が示唆された。これら2D/3Dの違いと視聴回数の違いが視聴者にどう受け止められているかについては、より詳しく検討する必要がある。そこで本研究では、野田・松岡 (2024) のSD法データに多次元尺度構成法 (Multidimensional Scaling; MDS) を適用し、防災教育動画の2D/3Dの違いと繰り返し提示の有無による違いが動画視聴者の知覚内容に与える影響を検討する。