日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] 総合的防災教育

2025年5月25日(日) 09:00 〜 10:30 201A (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:林 信太郎(でこぼこな地球のうえをあるくみるかんがえる研究所)、小森 次郎(帝京平成大学)、中井 仁(小淵沢総合研究施設)、岩田 修(一般社団法人日本気象予報士会)、座長:林 信太郎中井 仁(小淵沢総合研究施設)、小森 次郎(帝京平成大学)、岩田 修(一般社団法人日本気象予報士会)

10:00 〜 10:15

[G03-05] AIの生成物の誤りを活用した地球科学・防災教育の教材化の検討

*小森 次郎1千葉 達朗2 (1.帝京平成大学、2.アジア航測株式会社)

キーワード:批判的思考、反復プロンプティング、間違い探し、能力比較、自然災害情報

AIの生成物には単純な誤り,幻覚(ハルシネーション),さらには意図的なフェイクといった誤情報が含まれる.しかし,学習者が批判的思考を意識しながらAIの生成物に触れることは,一つの教育的手段になると考えられる.
地球科学に関するテーマについて,①AIに実際の写真を認識させて生成された文章,②AIにプロンプトを与えて生成された画像,の二つを比較したところ,地球の内部構造や数億年前の地球といった空間・時間的に大きくかつ推定を含むテーマには②が,露頭や天気図の解釈など,実際の記録を含むようなテーマには①が,学習の入り口としての教材に適していると考えられる.そこで,本研究は,過去の自然災害の画像をAIに解説させて,そこから生成された文章にある誤情報を学習者が探し出すという教材を考え,その効果を検討した.