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[HDS07-P03] 四国における天然ダム堆積物のボーリング調査:高知県南東部の池山崩壊と徳島県西部の井の久保地すべりの例
キーワード:深層崩壊、発生時期、天然ダム堆積物、ボーリング調査、西南日本、更新世・完新世
高知県南東部の池山崩壊は,四万十帯の堆積岩類を基盤とし,古文書から江戸時代に発生したとされる大規模深層崩壊である.崩壊堆積物が川をせき止めた場所でボーリング調査を行った結果,天然ダム堆積物は層厚23 m以上であり,礫層と砂・泥層の互層から構成されていた.複数層準の放射性炭素(14C)年代から,崩壊は江戸時代に生じ,川が20 m以上埋積されたことがわかった.
徳島県西部の井の久保地すべりは,和泉帯の堆積岩類を基盤とし,地形の開析度から3万年ごろに発生したとされる大規模深層崩壊である.崩壊堆積物が川をせき止めた場所でボーリング調査を行った結果,天然ダム堆積物は層厚約9 mであり,礫層から構成されていた.天然ダム堆積物からは2.6万年前の14C年代が得られ,従来の説を支持することになった.
徳島県西部の井の久保地すべりは,和泉帯の堆積岩類を基盤とし,地形の開析度から3万年ごろに発生したとされる大規模深層崩壊である.崩壊堆積物が川をせき止めた場所でボーリング調査を行った結果,天然ダム堆積物は層厚約9 mであり,礫層から構成されていた.天然ダム堆積物からは2.6万年前の14C年代が得られ,従来の説を支持することになった.