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[HDS09-10] 旧耐震基準マンションの耐震補強プロセスと防災リテラシーの関係
キーワード:マンション、耐震補強、防災意識
神戸市中央区港島に立地する9棟,約700戸で構成される大規模マンションは,分譲・入居は1982年以降,新耐震基準が施行された後ではあるものの,建物は旧耐震基準で建設されている.1995年の阪神・淡路大震災では大きな被害を受けず,それまでは旧耐震建物であるという認識もなかった.しかし,その後,耐震診断等を通じ,将来の地震災害に備えるためには耐震補強工事の必要性のある建物であることが認識された.
しかし,多くの区分所有者がいるマンションでは,耐震補強工事の実施に際しての合意形成は困難を極める.さまざまな調査,議論を経て,全国でも例を見ない規模の工事が2023年時点で始まっている.
本報告ではそのプロセスを整理するとともに,そのプロセスや,それと関連して進められた地区防災計画策定の取り組みが住民の防災リテラシー向上に与えた影響を検討するとともに,今後同様のマンションで取り組みを進める際のポイントを明らかとする.
しかし,多くの区分所有者がいるマンションでは,耐震補強工事の実施に際しての合意形成は困難を極める.さまざまな調査,議論を経て,全国でも例を見ない規模の工事が2023年時点で始まっている.
本報告ではそのプロセスを整理するとともに,そのプロセスや,それと関連して進められた地区防災計画策定の取り組みが住民の防災リテラシー向上に与えた影響を検討するとともに,今後同様のマンションで取り組みを進める際のポイントを明らかとする.