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[HDS09-P03] 1995年阪神・淡路大震災以降の防災教育の実態像の整理~新聞記事のテキスト分析を通して
キーワード:防災教育、テキスト分析、共起ネットワーク、クラスター分析
1995年阪神・淡路大震災以来、日本では様々な防災教育が、学校・自治体・企業などで実践されている。しかしその全体像は解明されていない。そこで、1995年阪神・淡路大震災から調査時点(2024年11月)に至るまで、朝日新聞で防災教育を取り扱っている記事をデータセットとして分析を行った。分析に利用したのは「朝日新聞クロスサーチ」であった。
テキスト型データを統計的に分析できるフリーソフト「KH Coder」を用いて、新聞記事の計量テキスト分析を行った。計量テキスト分析とは、計量的分析手法を用いてテキスト型データを整理・分析し、内容分析を行う方法である。検索のキーワードとして、「防災教育」および、防災教育と同じ意味を表すと考えられる「災害教育」、「減災教育」、「防災学習」、「災害学習」、「減災学習」の6つのキーワードを設定して記事を検索した。その結果、防災教育2,590件、災害教育35件、減災教育36件、防災学習715件、災害学習26件、減災学習7件の合計3,769件の記事が検出された。そこから、重複している記事や、単なるイベント、人物のプロフィールに使われているなどの、分析対象外の記事を除外した結果、最終的に1,950件の記事が分析対象となった。
まず記事の中で頻出上位150語から共起ネットワーク図を作成した結果、地域住民による参加型の防災の取り組み、学校における発達段階にあわせた防災教育、災害教訓を伝えながら命を守る防災教育、地震や津波からの避難を考える防災教育などにわかれた。次に、記事のクラスター分析を行ったところ、6つのクラスターに分けることができた。1つ目は、地域で起こりうる可能性のある災害について理解しておくための地域の実情を知るための防災教育、2つ目は、災害体験を語り継ぐこと機会を持つことで災害を自分事として捉えられるようになる防災教育、3つ目は、災害に備えるためのきっかけづくりとなる体験学習による防災教育、4つ目は、災害の恐ろしさを知るための写真展示や災害遺構の保存による災害教訓伝承を行う防災教育。5つ目は、災害から命を守る方法を理解しておくため、学校での授業によって災害から命を守る方法を身につける防災教育、6つ目は地域住民が災害から命を守る方法を学ぶための専門家を交えた地域防災力向上のための防災教育であった。そしてこれら6つの防災教育のクラスターを、総合的・体系的に行われることが効果的な防災教育には必要であることを提案した。
テキスト型データを統計的に分析できるフリーソフト「KH Coder」を用いて、新聞記事の計量テキスト分析を行った。計量テキスト分析とは、計量的分析手法を用いてテキスト型データを整理・分析し、内容分析を行う方法である。検索のキーワードとして、「防災教育」および、防災教育と同じ意味を表すと考えられる「災害教育」、「減災教育」、「防災学習」、「災害学習」、「減災学習」の6つのキーワードを設定して記事を検索した。その結果、防災教育2,590件、災害教育35件、減災教育36件、防災学習715件、災害学習26件、減災学習7件の合計3,769件の記事が検出された。そこから、重複している記事や、単なるイベント、人物のプロフィールに使われているなどの、分析対象外の記事を除外した結果、最終的に1,950件の記事が分析対象となった。
まず記事の中で頻出上位150語から共起ネットワーク図を作成した結果、地域住民による参加型の防災の取り組み、学校における発達段階にあわせた防災教育、災害教訓を伝えながら命を守る防災教育、地震や津波からの避難を考える防災教育などにわかれた。次に、記事のクラスター分析を行ったところ、6つのクラスターに分けることができた。1つ目は、地域で起こりうる可能性のある災害について理解しておくための地域の実情を知るための防災教育、2つ目は、災害体験を語り継ぐこと機会を持つことで災害を自分事として捉えられるようになる防災教育、3つ目は、災害に備えるためのきっかけづくりとなる体験学習による防災教育、4つ目は、災害の恐ろしさを知るための写真展示や災害遺構の保存による災害教訓伝承を行う防災教育。5つ目は、災害から命を守る方法を理解しておくため、学校での授業によって災害から命を守る方法を身につける防災教育、6つ目は地域住民が災害から命を守る方法を学ぶための専門家を交えた地域防災力向上のための防災教育であった。そしてこれら6つの防災教育のクラスターを、総合的・体系的に行われることが効果的な防災教育には必要であることを提案した。