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[HQR05-01] 全球の人為痕跡の急増:人新世の始まりの定義に向けて
キーワード:人新世、人為痕跡数、大加速、地球システム
地質時代としての人新世を定義する上で、地球システムにおける根本的な変化が地球上に初めて現れた正確な瞬間を認識することは、依然として長年の課題である。これは、地球環境への人為的影響が時間を超越し、時空間的に大きく変動するため、その開始時期を示す明確な層序学的マーカーがないことに起因している。 われわれの研究から、地球全体の地層における人為的痕跡の数は、西暦1952±3年から急激な増加を始めたことが明らかになった。このシグナルは、地球システムにおいて人類が引き起こした重要な変化の始まりを反映している可能性があり、明確な層序学的証拠を提供している。この前例のない同期的な増加は、将来的に人新世の始まりを定義する上で重要な意味を持つ可能性がある。