日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-RE 応用地質学・資源エネルギー利用

[H-RE13] 応用地質学の新展開

2025年5月27日(火) 15:30 〜 17:00 103 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:竹下 徹(パシフィックコンサルタンツ(株)・国土基盤事業本部 顧問)、太田 岳洋(山口大学大学院創成科学研究科地球科学分野)、北田 奈緒子(一般財団法人 GRI財団)、座長:太田 岳洋(山口大学大学院創成科学研究科地球科学分野)、北田 奈緒子(一般財団法人 GRI財団)、竹下 徹(パシフィックコンサルタンツ(株)・国土基盤事業本部 顧問)

15:30 〜 15:45

[HRE13-01] クラスター解析によるボーリングデータ分類の試み

*井上 直人1 (1.GRI財団)

キーワード:地盤情報データベース、クラスター解析、治水地形分類図

関西圏では古くより地盤情報(ボーリング)の集積・データベースの構築が行われてきた.現在,データベースの登録ボーリング本数は四国を除きおよそ7万本に達している( https://www.kg-net2005.jp/index/db03.html ).これらのデータベースを活用して,地域地盤特性の調査・研究を行い,講習会の開催,書籍出版等による研究成果の公表してきた.データベースは会員にも公開しているが,提供している機能は主に選択したボーリングの断面作成や各種データ閲覧が主であり,前述の地域特性の検討の際には,表層地質や微地形区分等の情報を参考に,試行錯誤的に膨大なボーリングデータの取捨選択・断面作成の積み重ねで行ってきた.逐次増加するデータの中からボーリングの選択や断面方向の決定をの支援を目的として,層相を単純化したグラフをGIS上で表示させることを試みた.この可視化は,層相を単純化してある深度範囲の概要を示すことができる.大阪の淀川付近で適用した結果,大局的な可視化グラフと治水地形分類とに整合的な関係が確認された.そこで,クラスター解析によるボーリングの区分を試た結果を発表する.