日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-RE 応用地質学・資源エネルギー利用

[H-RE13] 応用地質学の新展開

2025年5月27日(火) 15:30 〜 17:00 103 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:竹下 徹(パシフィックコンサルタンツ(株)・国土基盤事業本部 顧問)、太田 岳洋(山口大学大学院創成科学研究科地球科学分野)、北田 奈緒子(一般財団法人 GRI財団)、座長:太田 岳洋(山口大学大学院創成科学研究科地球科学分野)、北田 奈緒子(一般財団法人 GRI財団)、竹下 徹(パシフィックコンサルタンツ(株)・国土基盤事業本部 顧問)

15:45 〜 16:00

[HRE13-02] ボーリング情報を用いた夢洲およびベイエリアの地質地盤の特徴

*北田 奈緒子1、三村 衛1井上 直人1 (1.一般財団法人 GRI財団)

キーワード:地盤情報、大阪、ベイエリア、表層地質

夢洲およびその周辺のボーリングデータを用いて,地質地盤の特徴を検討した。大阪湾内は基本的に海成粘土層と砂礫層の互層からなる。砂礫層は時には下位の粘土層を削り込んで堆積している。
ベイエリアの開発では,護岸を構築し,海底面に排水層となる砂層(敷砂層)を作った上に埋立土を入れて陸地化する。ボーリングデータは,埋立前に実施されたものから,現在まで存在し,埋め立て前のボーリング情報からは過去の海底面標高を明らかにし,埋立後に実施されたボーリング情報からは,各海成粘土層の分布や層厚を抽出し,その変化を検討した。
海底面の標高は,埋立が進むと上載圧によって次第に低くなる傾向があり,現時点では埋め立て前のデータと約5m程度の海底面の沈下がみられる。また,各海成粘土層の上端,下端深度の確認を行ってその特徴を検討した。夢洲南部域には,かつての古大阪川(旧淀川水系)の河口があることが示唆される結果となった。