日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-GI 地球科学一般・情報地球科学

[M-GI30] 計算科学が拓く宇宙惑星地球科学

2025年5月27日(火) 15:30 〜 17:00 303 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:大淵 済(神戸大学)、牧野 淳一郎(国立大学法人神戸大学)、亀山 真典(国立大学法人愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)、堀田 英之(名古屋大学)、座長:菖蒲迫 健介(九州大学 大学院理学府 地球惑星科学専攻)、大淵 済(神戸大学)

16:45 〜 17:00

[MGI30-12] ポスト富岳フィージビリティスタディと計算宇宙惑星科学

*牧野 淳一郎1,2 (1.国立大学法人神戸大学、2.Preferred Networks)

キーワード:高性能計算、大規模シミュレーション

文部科学省においては、2022年度から3年間「次世代計算基盤に係る調査研究」を実施した。これは、2028年度から2030年度頃の完成を目指して、富岳後継となるスーパーコンピュータ、すなわち、「ポスト富岳」のフィージビリティスタディである。

実際にシステムを検討・提案する研究調査チームとして、理化学研究所を代表機関とするチームと、神戸大学を代表とするチームの2つが採択された。理研チームは複数のベンダと共同で、多様な可能性を検討してきた。神戸大学チームは、PFNと共同開発している深層学習向けアクセラレータをベースに、アクセラレータを中心とするシステム構成について検討してきた。

ポスト富岳となるシステムについては、理研チームからの複数の提案を組み合わせたものになるようである。一方、神戸大学チームの提案した新しいアクセラレータやメモリ技術等については今後も技術評価・研究開発を継続するとされた。

本講演では、神戸大学チームの検討結果に基づいて半導体技術、高性能プロセッサアーキテクチャの現状と近未来の進歩の方向を概観しつつ、ポスト富岳の方向性、必要ななアプリケーション開発の方向等を議論する。