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[MIS02-P07] 表皮層水温分布へのフィードバックを伴う浮遊マイクロプラスチック輸送モデルの予備的実験
キーワード:マイクロプラスチック、表皮層、水温分布、フィードバック
マイクロプラスチック(MP)が海洋生態系等に影響を与える可能性はかねてより指摘されているが、その存在が海洋表層の熱収支に及ぼす影響については十分に研究されていない。本研究では、MPの存在によって全体としての日射反射率(アルベド)が変化して海水表面の加熱を妨げることで局所的な水温低下を引き起こし、さらにその水温差にフィードバックが働く可能性を解析した。粒子輸送モデルを用いた数値シミュレーションの結果、MPの分布によって表皮層の水温が局所的に低下し、その温度勾配が圧力差を生じさせることで収束流が形成されることを確認した。また、収束したMPがさらに水温低下の範囲を拡げるというフィードバックが働く可能性が示唆された。この結果は、MPの動態が海流による単なる受動的な輸送に留まらず、海洋表層の熱的な影響も受けている可能性を示している。
