日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-ZZ その他

[M-ZZ41] 地球科学の科学史・科学哲学・科学技術社会論

2025年5月26日(月) 13:45 〜 15:15 コンベンションホール (CH-A) (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:矢島 道子(東京都立大学)、青木 滋之(中央大学文学部)、山田 俊弘(大正大学)、山本 哲、座長:矢島 道子(東京都立大学)、山本 哲

13:45 〜 14:00

[MZZ41-01] ファインチューニング論からみたシミュレーション仮説

*青木 滋之1 (1.中央大学文学部)

キーワード:シミュレーション仮説、ファインチューニング、ポストヒューマン、科学哲学

シミュレーション仮説は、オックスフォードの哲学者ニック・ボストロムが2003年に書いた論文で著名になったが、それはポストヒューマン時代の知的存在者が膨大な数の宇宙世界のシミュレーションを走らせたとき、我々のこの世界はそのシミュレーションの一つにすぎない可能性が極めて高い、というものであった。それはあくまで可能性にすぎないが、宇宙のファインチューニングからシミュレーション仮説を正当化しようとする議論も存在する。この発表では、ファインチューニングからシミュレーション仮説が傍証を得られるのかを議論したい。