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[MZZ43-P02] 三重県専修寺御影堂根継ヒノキ材の単年輪AMS-14C測定
キーワード:炭素14年代、較正曲線、単年輪、地域効果
三重県津市の専修寺は,1645年に伽藍が全焼し,御影堂は1666年に再建された。2007年度に完了した保存修理工事を経て,御影堂は如来堂とともに2017年,国宝に指定された。
修理工事の際に,御影堂の柱の一部で床下部分にあたるヒノキの根継材が得られた。辺材を含む直径約80cmの芯持材である。炭素14-ウィグルマッチ法による年代測定で,基準とした年輪層(西暦1234年)の較正年代が西暦1227~1242年(94.9%)と,矛盾のない結果が得られている。このヒノキ材には300層を超える年輪があり,これまで測定が手薄だった日本産樹木年輪による12~15世紀の14C濃度の挙動を知るのに適した資料であり、単年輪炭素14年代測定を継続中である。
修理工事の際に,御影堂の柱の一部で床下部分にあたるヒノキの根継材が得られた。辺材を含む直径約80cmの芯持材である。炭素14-ウィグルマッチ法による年代測定で,基準とした年輪層(西暦1234年)の較正年代が西暦1227~1242年(94.9%)と,矛盾のない結果が得られている。このヒノキ材には300層を超える年輪があり,これまで測定が手薄だった日本産樹木年輪による12~15世紀の14C濃度の挙動を知るのに適した資料であり、単年輪炭素14年代測定を継続中である。