日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

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[O-07] 国連海洋科学の10年:SDG目標14の推進に向けた今後の展望

2025年5月25日(日) 09:00 〜 10:30 展示場特設会場 (4) (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:原田 尚美(東京大学)、藤井 陽介(気象庁気象研究所)、斎藤 実篤(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、堀井 元章(文部科学省)、座長:原田 尚美(東京大学)、藤井 陽介(気象庁気象研究所)、斎藤 実篤(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、堀井 元章(文部科学省)


10:15 〜 10:30

[O07-06] 海洋科学推進のための10年プロジェクト~海洋生物ビッグデータ活用技術高度化

★招待講演

*赤松 友成1 (1.早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構)

キーワード:ビックデータ、海洋生物多様性、イベントベースビジョンセンサー、バイオロギング、海洋空間計画、知的データベース

海洋は見えない世界です。海洋は陸上や宇宙に比べ観測手段と機会が限られ、未知のフロンティアが多く残されています。一方で、。海洋は食料や鉱物資源の源であるとともに気候変動の影響を強く受けており、世界の貿易量の多くは海運に依存しています。私たちの社会は海と無縁ではありません。
 文部科学省では国連海洋科学の10年に連動し「海洋生物ビッグデータ活用技術高度化」事業を2021年に立ち上げました。10年間という息の長いプロジェクトの中間年にあたり、採択された3つの課題の成果をご紹介します。
 利用可能なデータを網羅的に集めて可視化し、地球規模の生物多様性やリスク予想を行っている久保田課題。海中の炭素循環や基礎生産を司る極微粒子の挙動をこれまでにない時空間精度で計測する技術を、新たなビックデータの形成につなげていく高塚課題。海洋生物をプラットフォームとして観測される海洋環境物理データや生物の分布や移動データを集積・公開するデータベースを構築している佐藤課題。これらの研究は今、新しい海洋生物科学を切り拓いています。残り5年間での社会実装を見据え、広い分野からのご意見を期待しております。