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[PCG20-P10] 次期気象衛星ひまわり10号搭載用電子線計測装置 (RMS-e) の開発
キーワード:宇宙天気、高エネルギー電子、静止気象衛星、SSD
RMS-e(Radiation Monitor for Space weather measuring Electrons)は、次期静止気象衛星ひまわり10号に搭載される予定の、日本上空の静止衛星軌道における高エネルギー電子の定常観測を行うことを目的として開発が行われている宇宙用高エネルギー電子計測装置である。現在の日本における宇宙天気予報はGOES衛星の観測に基づいて行われており、日本上空の静止衛星軌道周辺の宇宙環境とは異なる条件のものとなっている。RMS-eによる日本上空の静止衛星軌道における高エネルギー電子の定常観測の実現は、日本における宇宙天気予報を高精度化するために極めて重要である。
RMS-eはRMS-e lo、RMS-e hiと呼称される2つの積層シリコン半導体(SSD)センサーで構成されている。RMS-e lo、RMS-e hiはそれぞれ50-1300 keVと0.8-5 MeVの電子を観測することを目的として設計されている。これまでにRMS-eのエンジニアリングモデル(EM)に対して実施した電子線照射試験の結果から、RMS-e loのエネルギー分解能が50keV電子に対して26%、RMS-e hiのエネルギー分解能が1MeV電子に対して15.8%であることがわかっている。また、RMS-e loとRMS-e hiの視野を決めるコリメーターの効果についても電子線照射試験の結果から、定性的な確認が完了している。
現在、我々は2029年のRMSの運用開始と観測データ供給を目指し、RMS-eのプロトフライトモデル(PFM)の開発を進めている。本発表ではRMS-eの開発状況と、RMS-e EMに対して実施された照射試験の結果について報告する。
RMS-eはRMS-e lo、RMS-e hiと呼称される2つの積層シリコン半導体(SSD)センサーで構成されている。RMS-e lo、RMS-e hiはそれぞれ50-1300 keVと0.8-5 MeVの電子を観測することを目的として設計されている。これまでにRMS-eのエンジニアリングモデル(EM)に対して実施した電子線照射試験の結果から、RMS-e loのエネルギー分解能が50keV電子に対して26%、RMS-e hiのエネルギー分解能が1MeV電子に対して15.8%であることがわかっている。また、RMS-e loとRMS-e hiの視野を決めるコリメーターの効果についても電子線照射試験の結果から、定性的な確認が完了している。
現在、我々は2029年のRMSの運用開始と観測データ供給を目指し、RMS-eのプロトフライトモデル(PFM)の開発を進めている。本発表ではRMS-eの開発状況と、RMS-e EMに対して実施された照射試験の結果について報告する。
