17:15 〜 19:15
[PEM12-P23] pre-reversal enhancement に対する evening EEJ/CEJ の応答

キーワード:プレリバーサルエンハンスメント、赤道ジェット電流
Equatorial Plasma Bubble(EPB)は磁気赤道域で発生する電離圏擾乱であり、レイリー・テイラー不安定性によって生成され、その発生には東西電場が重要な役割を果たす。特に、日没前の東向き電場の増加(pre-reversal enhancement:PRE)は、EPBの生成と密接な関連があることが知られている。また、電離圏E領域では、東向き電流equatorial electrojet(EEJ)と、西向き電流counter electrojet(CEJ)が存在する。特に、日没約2時間前の各電流(evening EEJ/CEJ)はPRE強度を制御し、結果としてEPB発生に影響を与えることが示されている [Uemoto et al., 2010]。
本研究では、PRE発生時に対応するevening EEJ/CEJの日変化および地域・季節依存性を明らかにするため、EE-indexを用いた解析を行った。EE-indexは、全球的に同程度に変動する磁気圏電流による磁場変化(EDst)と、局所的な電離圏電流による磁場変動(EUEL)から構成される [Uozumi et al., 2008; Fujimoto et al., 2016]。さらに、本研究ではFujimoto et al.(2019)の手法を用い、EUELの変動から半日月潮汐変動を算出した。
半日月潮汐変動とSq電流の合成波形を月齢ごとに解析した結果、潮汐効果が強く現れる時期(例:SSW時)において、CEJとEvening EEJが組み合わさった特徴的な波形が観測された。この結果は、Sq電流と半日月潮汐の重ね合わせが、日没前の東向き電流形成、すなわちPREの発生を促進している可能性を示唆するものである。
本発表では、PREに対するevening EEJ/CEJの寄与が、独立した電流系によるものか、あるいはSq電流と半日月潮汐の重ね合わせによるものかについて、アジアおよび南米地域の比較解析を通じて議論する。
本研究では、PRE発生時に対応するevening EEJ/CEJの日変化および地域・季節依存性を明らかにするため、EE-indexを用いた解析を行った。EE-indexは、全球的に同程度に変動する磁気圏電流による磁場変化(EDst)と、局所的な電離圏電流による磁場変動(EUEL)から構成される [Uozumi et al., 2008; Fujimoto et al., 2016]。さらに、本研究ではFujimoto et al.(2019)の手法を用い、EUELの変動から半日月潮汐変動を算出した。
半日月潮汐変動とSq電流の合成波形を月齢ごとに解析した結果、潮汐効果が強く現れる時期(例:SSW時)において、CEJとEvening EEJが組み合わさった特徴的な波形が観測された。この結果は、Sq電流と半日月潮汐の重ね合わせが、日没前の東向き電流形成、すなわちPREの発生を促進している可能性を示唆するものである。
本発表では、PREに対するevening EEJ/CEJの寄与が、独立した電流系によるものか、あるいはSq電流と半日月潮汐の重ね合わせによるものかについて、アジアおよび南米地域の比較解析を通じて議論する。