日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[E] ポスター発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS02] Regolith Science

2025年5月29日(木) 17:15 〜 19:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:和田 浩二(千葉工業大学惑星探査研究センター)、小林 真輝人(東京大学)、Michel Patrick(Universite Cote D Azur Observatoire De La Cote D Azur CNRS Laboratoire Lagrange)、Walsh Kevin J(Southwest Research Institute Boulder)


17:15 〜 19:15

[PPS02-P02] エジェクタパターンとターゲット粒子サイズ分布の関係

*門野 敏彦1大坪 貴文1 (1.産業医科大学医学部)

キーワード:衝突、エジェクタパターン、標的粒子のサイズ分布

近年,はやぶさ2やDARTなど,小惑星探査で衝突実験が行われるようになり,エジェクタカーテン全体におよぶパターンが観測されている.小惑星表面の画像からは多様なサイズの岩塊の存在が示されており,この表面の岩塊のサイズ分布が反映されていると考えられる.
粉体標的が同一サイズの粒子で構成されている場合は,衝突により逆円錐形のエジェクタカーテン中に網目状のパターンが生じることが示されている.それに対し,標的粒子にサイズ分布がある場合にはこれとは異なりエジェクタカーテン全体に及ぶ大規模なパターンを示すことがわかってきた.
本研究では,これまでに実験室で行ってきたいろいろなサイズ分布の場合のエジェクタカーテンのパターンおよび小惑星探査(はやぶさ2とDART)で得られた観測結果の解析を行った.パターンを二値化し,パターンの特徴的なサイズを定義した.さらに,標的粒子のサイズ分布の質量集中度を表すパラメータを定義し,パターンの特徴的サイズとの関係を調べた.質量集中度に依存した粒子間の相対速度がパターンをうみだすと考えられる.