日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学

[P-PS08] 月の科学と探査

2025年5月30日(金) 17:15 〜 19:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:仲内 悠祐(立命館大学)、小野寺 圭祐(岡山大学惑星物質研究所)、石原 吉明(宇宙航空研究開発機構)、池田 あやめ(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)

17:15 〜 19:15

[PPS08-P08] 月表面温度表示器 -月面ローバー経路計画用APIの試作-

*佐藤 理沙1出村 裕英1伊深 康一郎1大竹 真紀子1 (1.会津大学)

キーワード:ローバー、経路探索、月、API、表面温度、探査

月表面温度は変化が大きいため、ローバーを用いた月探査ミッションの経路計画をするには温度を考慮する必要がある。そこで本研究では、地理座標と時刻(UTC)を入力したらその地点の表面温度を出力するweb APIを開発した。あらかじめ計算された温度をデータベースに格納することで、適切な温度をより迅速に検索できるようになっている。ただ、全座標、全時刻における温度を保持しておくのはデータ量が大きくなりすぎるため、月を真球と仮定した際の表面温度をデータベースに格納した。表面温度は、太陽とローカルロケーション間の幾何学関係によって決まると仮定する。同じ幾何学関係を持つ値をデータベースから検索する。緯度とローカルソーラータイムを勾配に基づいて同じ幾何学関係の地点に変換することで、地形が考慮された温度を取得できる。結果として、このAPIは任意の地理座標と時刻に対して気温を提供することに成功したが、高緯度地域での精度は不十分であった。高緯度地域での精度を向上させるためには、別のアプローチが必要である。