17:15 〜 19:15
[SCG44-P07] 令和6年能登半島地震による変位付近で採取した試料の熱ルミネッセンス予備測定
キーワード:ルミネッセンス測定、令和6年能登半島地震、熱ルミネッセンス測定、断層
2024年に発生した能登半島地震(M7.6)は、北海道から九州にかけて揺れを感じながら津波を引き起こした巨大地震である。この地震のメカニズムは、北西-南東を圧力軸とする逆断層と、長さ約150kmに及ぶ活断層に沿った複数の破壊が特徴である。
現地調査では、珠洲市内陸部の若山川沿いで、高さ1~2m程度の急峻な垂直崖を伴う長さ6.8kmの変位が観測された(白濱、2024)。この地表の変形は地震前の航空写真にはなかったことから、能登地震の発生時か発生直後に形成された可能性が高い。これらの断層は震源から約10km離れており、能登地震の活断層とは考えにくい。金沢大学と富山大学は、地表の変形の原因を調査し、変形の歴史をより深く理解するため、トレンチ調査を実施した。調査の結果、地下の断層変位が明らかになり、複数回の断層活動によるものと考えられる(安江ら、2024)。
本研究では、このトレンチから採取した基盤岩試料と断層関連試料の熱ルミネッセンス(TL)と光ルミネッセンス(OSL)を調査し、変位形成が周辺岩石に与えた影響を検討する予定である。変位近傍の試料のTLグロー曲線は基盤岩試料のそれと異なっており、変位がこの違いを引き起こした可能性が示唆された。
現地調査では、珠洲市内陸部の若山川沿いで、高さ1~2m程度の急峻な垂直崖を伴う長さ6.8kmの変位が観測された(白濱、2024)。この地表の変形は地震前の航空写真にはなかったことから、能登地震の発生時か発生直後に形成された可能性が高い。これらの断層は震源から約10km離れており、能登地震の活断層とは考えにくい。金沢大学と富山大学は、地表の変形の原因を調査し、変形の歴史をより深く理解するため、トレンチ調査を実施した。調査の結果、地下の断層変位が明らかになり、複数回の断層活動によるものと考えられる(安江ら、2024)。
本研究では、このトレンチから採取した基盤岩試料と断層関連試料の熱ルミネッセンス(TL)と光ルミネッセンス(OSL)を調査し、変位形成が周辺岩石に与えた影響を検討する予定である。変位近傍の試料のTLグロー曲線は基盤岩試料のそれと異なっており、変位がこの違いを引き起こした可能性が示唆された。
