日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG59] 沈み込み帯へのインプット:海洋プレートの進化と不均質

2025年5月25日(日) 13:45 〜 15:15 304 (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:鹿児島 渉悟(富山大学)、平野 直人(東北大学東北アジア研究センター)、藤江 剛(海洋研究開発機構)、赤松 祐哉(国立研究開発法人海洋研究開発機構)、座長:鹿児島 渉悟(富山大学)、平野 直人(東北大学東北アジア研究センター)、藤江 剛(海洋研究開発機構)、赤松 祐哉(国立研究開発法人海洋研究開発機構)

14:45 〜 15:00

[SCG59-05] 関東地方下の地震の巣は海山の沈み込みが原因か?

*中島 淳一1 (1.東京科学大学理学院地球惑星科学系)

関東地方下には多くの地震巣(近くの活動から隔離された地震活動が非常に集中している領域)が存在する。その中で最も活発な巣は東京湾北部の深さ60–70 kmに存在する太平洋プレート上部境界面で発生する地震活動であり、過去約 20 年間の最大の地震は M6 である。地震波解析の結果、地震の巣は半径約 10 km の円状の地震分布をしており、地震の並びは沈み込む太平洋プレートの平均傾斜角よりわずかに急であるという特徴が明らかになった。さらに、地震発生の特徴は空間的に異なり、第 2 象限ではプレート界面地震が多く、第 3 象限ではプレート界面地震が少なく、第 4 象限では M≧5 の地震が発生している。講演では関東地方下の地震の巣の原因として海山の沈み込みを提案する。