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[SCG61-02] 2024年能登半島地震に至る群発地震活動域周辺の3次元比抵抗構造
キーワード:能登、群発地震、比抵抗構造
2024年1月1日、能登半島北部でMw7.5の大規模地震が発生し、強震動と津波による被害が広範囲に及んだ。この地震発生に先立ち、非火山地域であるこの地域では、2020年末より群発的地震活動と局所的な非定常地殻変動が継続していた。この群発的地震活動は、2018年6月頃に端を発し、2021年9月16日にはM5.1、2022年6月19日にはM5.4、2023年5月5日にはM6.5の地震が発生し、そして2024年1月1日のMw7.5の地震の発生に至った。Mw7.5の破壊域の西側付近では、2007年にもMw6.7の地震が発生している。
我々は、群発活動が構造的にどのような場所で発生しているのか、また、2007年能登半島地震の発生域と構造的違いがあるか否かを解明するために、地下比抵抗構造調査を実施してきた。2021年度および2022度に陸域で取得した計55か所の広帯域電磁場データから推定された地下比抵抗構造では、一連の群発地震活動が開始した南側のクラスタの深部から非地震性地殻変動の変動源の上部延長にあたる北側のクラスタにかけて連続する低比抵抗領域が存在することが明らかになった。さらに、群発的地震活動はこの低比抵抗領域の上部外縁部に位置していることなどから、この活動への流体の関与を強く示唆する結果を得た。
本発表では、地下構造の高解像度化を目的に行った海陸での補充観測(2022、2023、2024年度に実施した海域12点・陸域2点のデータや、2007年に実施した奥能登西部26点での既取得データ(Yoshimura et al., 2008)も含めた奥能登全域の比抵抗構造について報告する。
我々は、群発活動が構造的にどのような場所で発生しているのか、また、2007年能登半島地震の発生域と構造的違いがあるか否かを解明するために、地下比抵抗構造調査を実施してきた。2021年度および2022度に陸域で取得した計55か所の広帯域電磁場データから推定された地下比抵抗構造では、一連の群発地震活動が開始した南側のクラスタの深部から非地震性地殻変動の変動源の上部延長にあたる北側のクラスタにかけて連続する低比抵抗領域が存在することが明らかになった。さらに、群発的地震活動はこの低比抵抗領域の上部外縁部に位置していることなどから、この活動への流体の関与を強く示唆する結果を得た。
本発表では、地下構造の高解像度化を目的に行った海陸での補充観測(2022、2023、2024年度に実施した海域12点・陸域2点のデータや、2007年に実施した奥能登西部26点での既取得データ(Yoshimura et al., 2008)も含めた奥能登全域の比抵抗構造について報告する。