09:15 〜 09:30
[SGD02-02] 世界と日本の測地コミュニティをつなぐ -GGOS Japan -
キーワード:統合測地観測システム、GGOS、宇宙測地技術、測地学への理解促進
全球統合測地観測システム(GGOS)は、地球システムの観測,監視に対してグローバル測地コミュニティが貢献を行う枠組みである。測地観測・プロダクツは、科学・社会に対して測地学の価値を届ける鍵であり,GGOSは、測地観測・プロダクツに関する促進・強化を行うための第一の連携場所として役割を果たすために、測地学内外の関係者と密に連携してきた。GGOSの役割の一つは、これらの関係者との連携を促進することである。GGOSアフィリエートは、国や地域の関係者間で測地連携、コミュニケーションを強化するためのGGOSの構成要素で、GGOS Japanは、日本での測地連携を強化するために”GGOS作業部会“として2013年に設立された第1番目のGGOSアフィリエートである。本発表ではGGOS Japanの最近の活動を包括的に紹介する。
日本、そして南極では、日本の6つの国の組織がVLBI、SLRを備えた大規模な測地施設を運用してきているが、これらの組織は、それぞれの測地事業に各々独立に参加してきた。そこで、2013年、日本の機関同士のコミュニケーションを強化し、各々の技術を超えた連携を推奨するために、日本におけるGGOS作業部会を設立し、この活動がGGOSに認められ、2018年にははじめてのGGOS AffiliateとなるGGOS Japanが発足した。
GGOS Japanは、基本的にはゆるやかな連携の枠組みであるが、議長、幹事、アウトリーチ担当、作業部会長(現在はデータDOI作業部会及び海洋測地作業部会が活動中)、各技術代表(VLBI、SLR/LLR、GNSS、DORIS、重力)を備えている。毎年、年次会合を開催し、重点的なテーマに関する会合を開催することもある。国内学会、国際学会での科学セッションの企画、支援も行うとともに、2013年の国際レーザ測距ワークショップや2024年のIVS総会など、日本で測地学の国際会議のホストも行っている。次の機会としては、2028年のIGSワークショップのホストを検討している。
GGOS Japanの最も重要な役割の一つは、社会・科学を下支えする基盤である測地学の価値に対する国内での理解を促進するためのアウトリーチである。GGOS Japanのウェブページは、GGOS本体のウェブサイト(https://ggos.org/)のもとで運用されており、GGOS Japanは、GGOS Youtubeチャンネルでのローカルタイ観測動画、”GGOSと測地学を知る“動画の日本語版、“地球基準座標系 -測地学が世界をつなぐ”動画の日本語版の作成など、GGOS本体の行う測地学のアウトリーチにも参加している。
GGOS Japanは、重点的な活動も行っている。測地データのDOIは重点分野の一つで、日本で測地データにDOIを付与する持続可能な方法について議論するために、GGOSのDOI委員会のKirsten Elger議長を2024年3月の国立極地研究所でのDOIワークショップに招待した。GGOSのDOI委員会では、GNSSデータに対してデータDOIを付与するための最適な推奨方法について報告を公表し、これを受けて、GGOS Japanでも2025年2月に国土地理院のGEONETデータへのDOI付与について勉強会を開催した。
IAGでの海洋測地に関する議論の高まりをうけて、GGOS Japanでも海洋測地に関する作業部会を立ち上げ、その活動の一環として、2024年12月インドネシアの「国連地球規模の測地連携拠点(UN-GGCE)」による海陸統合ワークショップにおいて、国土地理院と海洋情報部が共同で、日本の海陸の基準座標系とその整合性の展望について講演を行った。GGOS Japanの今後の活動テーマとしては、衛星による測地技術コロケーションのためのESAの衛星ミッションであるGENESISへの貢献、惑星測地が挙げられており、GGOS Japanでは、日本と世界の測地コミュニティをつなぐテーマを探すべく議論を続けていく。
GGOS Japanでは、国内の科学コミュニティとの連携の拡大、国際的な測地コミュニティとの連携を模索しており、特に他のGGOSアフィリエートを重点としている。
日本、そして南極では、日本の6つの国の組織がVLBI、SLRを備えた大規模な測地施設を運用してきているが、これらの組織は、それぞれの測地事業に各々独立に参加してきた。そこで、2013年、日本の機関同士のコミュニケーションを強化し、各々の技術を超えた連携を推奨するために、日本におけるGGOS作業部会を設立し、この活動がGGOSに認められ、2018年にははじめてのGGOS AffiliateとなるGGOS Japanが発足した。
GGOS Japanは、基本的にはゆるやかな連携の枠組みであるが、議長、幹事、アウトリーチ担当、作業部会長(現在はデータDOI作業部会及び海洋測地作業部会が活動中)、各技術代表(VLBI、SLR/LLR、GNSS、DORIS、重力)を備えている。毎年、年次会合を開催し、重点的なテーマに関する会合を開催することもある。国内学会、国際学会での科学セッションの企画、支援も行うとともに、2013年の国際レーザ測距ワークショップや2024年のIVS総会など、日本で測地学の国際会議のホストも行っている。次の機会としては、2028年のIGSワークショップのホストを検討している。
GGOS Japanの最も重要な役割の一つは、社会・科学を下支えする基盤である測地学の価値に対する国内での理解を促進するためのアウトリーチである。GGOS Japanのウェブページは、GGOS本体のウェブサイト(https://ggos.org/)のもとで運用されており、GGOS Japanは、GGOS Youtubeチャンネルでのローカルタイ観測動画、”GGOSと測地学を知る“動画の日本語版、“地球基準座標系 -測地学が世界をつなぐ”動画の日本語版の作成など、GGOS本体の行う測地学のアウトリーチにも参加している。
GGOS Japanは、重点的な活動も行っている。測地データのDOIは重点分野の一つで、日本で測地データにDOIを付与する持続可能な方法について議論するために、GGOSのDOI委員会のKirsten Elger議長を2024年3月の国立極地研究所でのDOIワークショップに招待した。GGOSのDOI委員会では、GNSSデータに対してデータDOIを付与するための最適な推奨方法について報告を公表し、これを受けて、GGOS Japanでも2025年2月に国土地理院のGEONETデータへのDOI付与について勉強会を開催した。
IAGでの海洋測地に関する議論の高まりをうけて、GGOS Japanでも海洋測地に関する作業部会を立ち上げ、その活動の一環として、2024年12月インドネシアの「国連地球規模の測地連携拠点(UN-GGCE)」による海陸統合ワークショップにおいて、国土地理院と海洋情報部が共同で、日本の海陸の基準座標系とその整合性の展望について講演を行った。GGOS Japanの今後の活動テーマとしては、衛星による測地技術コロケーションのためのESAの衛星ミッションであるGENESISへの貢献、惑星測地が挙げられており、GGOS Japanでは、日本と世界の測地コミュニティをつなぐテーマを探すべく議論を続けていく。
GGOS Japanでは、国内の科学コミュニティとの連携の拡大、国際的な測地コミュニティとの連携を模索しており、特に他のGGOSアフィリエートを重点としている。