日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-GD 測地学

[S-GD02] 測地学・GGOS

2025年5月25日(日) 17:15 〜 19:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:松尾 功二(国土地理院)、横田 裕輔(東京大学生産技術研究所)、三井 雄太(静岡大学理学部地球科学科)

17:15 〜 19:15

[SGD02-P04] 浅間山における超伝導重力計観測

*今西 祐一1、池田 博2風間 卓仁3本多 亮4、辻 浩1西山 竜一1山本 圭吾5名和 一成6 (1.東京大学地震研究所、2.エスケーサービス、3.京都大学大学院理学研究科、4.山梨県富士山科学研究所、5.京都大学防災研究所、6.産業技術総合研究所)

キーワード:浅間山、超伝導重力計、スーパーハイブリッド重力測定、地下水

超伝導重力計iGrav #003を浅間山に設置し,観測を開始したので,その概要について報告する.iGrav #003は,これまでアラスカおよび蔵王山で使用されてきたが,2024年より東大地震研の管理するところとなった.山梨県富士山科学研究所における4ヶ月にわたるテスト観測ののち,2024年11月に東大地震研の浅間火山観測所に移設した.重力計を設置したのは,観測所の旧館にある「ポンプ室」と呼ばれるスペースである.

この観測の主な目的は,超伝導重力計をベースとした重力サーベイ(スーパーハイブリッド重力測定)により,火山地下の密度変化を精密に追跡する技術を開拓することである.今後,地下水の影響を調べるための湧水量観測や,超伝導重力計の器械的ドリフトを検定するための絶対重力測定などを計画している.発表の際は,観測の概要と,初期のデータ解析結果について紹介する.