17:15 〜 19:15
[STT40-P01] ALOS-4の観測データを用いたSAR干渉解析
キーワード:だいち4号、干渉SAR、地殻変動
先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)が、2024年7月1日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって打ち上げられた。ALOS-4では、従来機である陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)と比べ、観測幅は約4倍、観測頻度は約5倍となる。ALOS-4のデータを活用することで、国土地理院がこれまでALOS-2を用いて行ってきた全国や火山を対象とした定常解析において、地殻変動の検出精度や時間分解能の向上が期待される。
国土地理院では、ALOS-4の観測データを用いた定常解析の実施に向け、初期校正検証運用期間からJAXAと協力し、ALOS-4の観測データの検証を行ってきた。検証として、ALOS-4の高分解能3 mモードの観測データを用いたSAR干渉解析を行った結果、ALOS-2とALOS-4、ALOS-4とALOS-4(観測幅200 km)で干渉可能であることが確認された。また、ALOS-2で火山活動に伴う地殻変動が検出されていた岩手山において、ALOS-4を用いた解析でも、ALOS-2の結果と同様の変動が検出された。これは、ALOS-4で検出した初めての地殻変動である。その他にも、ALOS-2で捉えられていた火山地域や地盤沈下地域等における変動を、ALOS-4でも同様に捉えられることが確認され、ALOS-4が地殻変動の検出に有効であることが確認された。
本発表では、ALOS-4の高分解能3mモードの他、スポットライトやScanSARなどの検証結果を紹介するともに、ALOS-4の観測データを用いた定常解析の進捗について報告する。
謝辞: 本研究で用いたALOS-4データは「先進レーダ衛星観測データの高度利用に関する協定」、ALOS-2データは「陸域観測技術衛星2号観測データ等の高度利用に関する協定」に基づき、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から提供を受けた。原初データの所有権はJAXAにある。気象庁数値気象モデルは、「電子基準点等観測データ及び数値予報格子点データの交換に関する細部取り決め協議書」に基づき、気象庁から提供を受けた。
国土地理院では、ALOS-4の観測データを用いた定常解析の実施に向け、初期校正検証運用期間からJAXAと協力し、ALOS-4の観測データの検証を行ってきた。検証として、ALOS-4の高分解能3 mモードの観測データを用いたSAR干渉解析を行った結果、ALOS-2とALOS-4、ALOS-4とALOS-4(観測幅200 km)で干渉可能であることが確認された。また、ALOS-2で火山活動に伴う地殻変動が検出されていた岩手山において、ALOS-4を用いた解析でも、ALOS-2の結果と同様の変動が検出された。これは、ALOS-4で検出した初めての地殻変動である。その他にも、ALOS-2で捉えられていた火山地域や地盤沈下地域等における変動を、ALOS-4でも同様に捉えられることが確認され、ALOS-4が地殻変動の検出に有効であることが確認された。
本発表では、ALOS-4の高分解能3mモードの他、スポットライトやScanSARなどの検証結果を紹介するともに、ALOS-4の観測データを用いた定常解析の進捗について報告する。
謝辞: 本研究で用いたALOS-4データは「先進レーダ衛星観測データの高度利用に関する協定」、ALOS-2データは「陸域観測技術衛星2号観測データ等の高度利用に関する協定」に基づき、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から提供を受けた。原初データの所有権はJAXAにある。気象庁数値気象モデルは、「電子基準点等観測データ及び数値予報格子点データの交換に関する細部取り決め協議書」に基づき、気象庁から提供を受けた。