17:15 〜 19:15
[SVC31-P07] 火山灰による様々な機器への影響に関する予備実験
キーワード:火山防災、火山灰、通信機器
著者はこれまで、火山灰によるパソコン機器や建築設備等への影響について簡易的な実験装置を使い、検証を行ってきた。本研究では、同様の手法でソーラーパネルやブルートゥース5.0,ミニドローンへの影響について予備実験を行ったので、その結果について報告する。用いた火山灰は桜島で採取した火山灰を250μm以下に篩ったものを使用した。一般的に火山灰の影響の指標は地表への堆積厚さを基に考えられることが多いことから、本研究では、久保・吉本(2024)で計測した桜島の火山灰250μm以下のみかけ密度を用いて、堆積厚さを簡易的に重さに換算して実験を行った。
ソーラーパネルを対象にした実験では、降灰深が0.01cm程度で電流が約70%低下し、0.05cmで約97%低下した.
次にミニドローンを実験用機に入れて稼働させながら上部から降灰深が0.01~0.1cm程度になるまで火山灰を降りかけたが、飛行を継続することができた。
Bluetooth については、Witmotionの加速度センサーを使い、RSSI値を約1m離れたノートパソコンで計測して検証を行った。火山灰のほかにスコリアや水,雪などでも検証を行った.その結果、水中でRSSI値が大きく低下し、火山灰やスコリア、雪などで若干の低下が見られた。
別の機会の検証実験になるが、スターリンクのアンテナに降灰深が0.05cmになるように積み重ね、さらに水を噴霧したが、スターリンクを経由して使用したPCでは通信が途切れることなく、データ通信が行えた。しかし、パラボラタイプのアンテナでは影響が見られた。
以上のことから、火山灰によって通信機器でも影響が出るものと出ないものが見られることが分かった。
今回は簡易的な状況で行った実験のため、大規模降灰時にも同様のことがいえるかについては、まだ検証が必要である。
久保・吉本(2024):工学的利用を目的とした火山灰特性の計測、日本建築学会大会学術講演梗概集,20032、63-64
ソーラーパネルを対象にした実験では、降灰深が0.01cm程度で電流が約70%低下し、0.05cmで約97%低下した.
次にミニドローンを実験用機に入れて稼働させながら上部から降灰深が0.01~0.1cm程度になるまで火山灰を降りかけたが、飛行を継続することができた。
Bluetooth については、Witmotionの加速度センサーを使い、RSSI値を約1m離れたノートパソコンで計測して検証を行った。火山灰のほかにスコリアや水,雪などでも検証を行った.その結果、水中でRSSI値が大きく低下し、火山灰やスコリア、雪などで若干の低下が見られた。
別の機会の検証実験になるが、スターリンクのアンテナに降灰深が0.05cmになるように積み重ね、さらに水を噴霧したが、スターリンクを経由して使用したPCでは通信が途切れることなく、データ通信が行えた。しかし、パラボラタイプのアンテナでは影響が見られた。
以上のことから、火山灰によって通信機器でも影響が出るものと出ないものが見られることが分かった。
今回は簡易的な状況で行った実験のため、大規模降灰時にも同様のことがいえるかについては、まだ検証が必要である。
久保・吉本(2024):工学的利用を目的とした火山灰特性の計測、日本建築学会大会学術講演梗概集,20032、63-64