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[SVC32-P26] 2010年新燃岳の水蒸気噴火に伴う火山性微動について
キーワード:水蒸気噴火、火山性微動
霧島山新燃岳は2011年1月26日にサブプリニー式噴火をした。その噴火の約1年前の2009年12月頃から広域のGNSSで新燃岳の北西数㎞の膨張を示す変化が観測され始め、2010年3月から7月にかけては小規模な水蒸気噴火を繰り返した(Kato and Yamasato, 2013)。これらの水蒸気噴火では、噴火に伴って火山性微動が観測されている。そのうち、5月27日の噴火に伴う火山性微動は、振幅の強弱で大きく前半部と後半部に分けることができる。どちらも概ね3~10Hz付近にピークがみられるが、前半部にはやや低周波成分もみられる。また、傾斜記録やカメラ画像と対比させると、概ね、前半部は膨張相、後半部は収縮相および噴出現象と対応する。この火山性微動について、Ichihara and Matsumoto (2017)の手法を参考にし、各観測点の振幅を用いて振動源を推定した。本発表では、2010年新燃岳の水蒸気噴火に伴う火山性微動を振動源を推定し、そのほかの観測種目と比較することにより、噴火発生プロセスについて考察したので報告する。
本研究は東京大学地震研究所共同利用(2024-D-07)の援助を受けました。記して感謝いたします。
本研究は東京大学地震研究所共同利用(2024-D-07)の援助を受けました。記して感謝いたします。