17:15 〜 19:15
[U04-P01] 小型衛星からの近赤外イメージングによる陸域及び海上での水蒸気分布の推定
★招待講演

キーワード:水蒸気、多波長撮像、小型衛星
近年、発達した積乱雲によって集中豪雨が発生し大きな被害が生じている。これらの被害を減らすためには、豪雨をもたらす積乱雲の発生をより早く、正確に予測する必要がある。
これまでは数値計算をもとにした予測が広く行われてきたが、集中豪雨のようなメソスケール現象を予測することは困難である。Bryan et al., (2003)等が示すように、メソスケールの現象予測には100 m程度(#要確認)の空間解像度が必要とされているが、しかし、これまで行われているライダー観測や衛星からのマイクロ波観測などでは観測装置の時間解像度や空間解像度が不足している。従って100 m程度の高空間解像度で観測を行うことが出来れば、予測の改善に効果的と考えられる。
本研究では液晶可変フィルターを搭載したDIWATA-2衛星を用いて、722 [nm]の水蒸気吸収バンドと吸収のない周辺バンド671 [nm], 710 [nm], 749 [nm], 780 [nm]で撮影した画像から、ピクセルごとのスペクトルを取得した。その後、吸収のないバンドのデータに対し、秋間補間を実施することで、水蒸気が全くない場合の反射スペクトルを推定し、観測された反射スペクトルと比較することで水蒸気吸収の強さを計算した。観測は2024年7月に観測船みらいのMR24-04航海に合わせてフィリピン海沖、2024年10月22日に北米・チワワヒル、そして2025年2月に観測船みらいのMR25-01航海に合わせて太平洋を目標に実施した。衛星からの観測データと観測船および地上からのラジオゾンデによって得られたカラム水蒸気量観測結果を比較し、水蒸気量と水蒸気吸収の関係を計算した。
本発表では現在までの解析結果と今後の課題について紹介する。
これまでは数値計算をもとにした予測が広く行われてきたが、集中豪雨のようなメソスケール現象を予測することは困難である。Bryan et al., (2003)等が示すように、メソスケールの現象予測には100 m程度(#要確認)の空間解像度が必要とされているが、しかし、これまで行われているライダー観測や衛星からのマイクロ波観測などでは観測装置の時間解像度や空間解像度が不足している。従って100 m程度の高空間解像度で観測を行うことが出来れば、予測の改善に効果的と考えられる。
本研究では液晶可変フィルターを搭載したDIWATA-2衛星を用いて、722 [nm]の水蒸気吸収バンドと吸収のない周辺バンド671 [nm], 710 [nm], 749 [nm], 780 [nm]で撮影した画像から、ピクセルごとのスペクトルを取得した。その後、吸収のないバンドのデータに対し、秋間補間を実施することで、水蒸気が全くない場合の反射スペクトルを推定し、観測された反射スペクトルと比較することで水蒸気吸収の強さを計算した。観測は2024年7月に観測船みらいのMR24-04航海に合わせてフィリピン海沖、2024年10月22日に北米・チワワヒル、そして2025年2月に観測船みらいのMR25-01航海に合わせて太平洋を目標に実施した。衛星からの観測データと観測船および地上からのラジオゾンデによって得られたカラム水蒸気量観測結果を比較し、水蒸気量と水蒸気吸収の関係を計算した。
本発表では現在までの解析結果と今後の課題について紹介する。