日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-15] 言語や文化の壁を越えた地球科学の研究と教育

2025年5月27日(火) 13:45 〜 15:15 展示場特設会場 (1) (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:早川 裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)、Tong Vincent(Northumbria University)、小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、Wang Ting(Hokkaido University)、座長:早川 裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)、Vincent Tong(Northumbria University)、小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、Ting Wang(Hokkaido University)


13:45 〜 14:45

[U15-01] 地球惑星科学におけるJpGUとAGUの各学会員の志向性・意識の違い:アンケート結果から浮き彫りになる文化的差異と課題

★招待講演

*島村 道代1 (1.大阪大学)

キーワード:文化的相違、科学の価値観、研究を取り巻く環境

発表者は2020年以降〜現在までJpGU年大会にて、AGUとのジョイントセッションとして、ユニオンセッションのカテゴリーで「知の創造の価値」に関するセッションを継続して実施している。同セッションは前述の通りAGUとのジョイントセッションであるため、言語は英語のみで実施し、平均2件の招待講演とパネルディスカッションで構成している。また基本的に毎年、各年のセッションテーマに沿った内容の事前もしくは事後アンケートを、JpGU会員を中心とする年大会参加者に対し行っている。

2020年にはJpGU会員のみならず、AGU会員に対してもアンケートを実施、その結果の一部は既に山中によりJGL2021年No.1号にて「研究とその評価に対する研究者の認識 -JpGU会員へのアンケート結果の紹介-」として報告している。その結果では、研究の志向性や研究評価について、価値観および研究環境を取り巻く文化的差異が明らかとなった。

本発表では、発表者のセッション開催を通じた個人的経験をもとに、地球科学という学問分野がよりグローバルに研究・教育、そして社会への成果還元を進めいてく上で、言語や文化の境界を越えコミュニケーションしていく時に必須となると考える次の点、1)同一研究分野でも異なる「価値観の違い」関する気づき、と2)英語でセッションを実施する利点と不利な点、について話題提供したいと思う。