JpGU-AGU Joint Meeting 2026

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS08] ダスト

2026年5月28日(木) 13:45 〜 15:15 105 (幕張メッセ国際会議場)

座長:大西 一成(聖路加国際大学大学院公衆衛生学研究科環境保健学分野)、長島 佳菜(海洋研究開発機構 ​地球環境部門)、永塚 尚子(海洋研究開発機構)

 鉱物性ダストは強風により、地表面から発生し、地球内を長距離輸送する。その過程で、雲の形成や太陽放射の吸収・散乱により気象・気候変化をもたらす。また、海洋に沈着すると、植物プランクトンに栄養塩を供給し光合成を促進させ、雪氷に沈着するとアルベドの変化をもたらす。日本など東アジア地域では、黄砂現象として知られている。この黄砂現象を理解するためには、幅広い分野の融合が必要である。
 発生過程では、乾燥域の地表面条件によってダスト発生量が大きく変化し、その条件を決めるためには、土壌や地形、植生、降水、砂漠、土壌劣化といった分野を扱う。輸送過程では、気象や大気エアロゾル、放射といった分野を扱う。沈着過程では、海洋、雪氷、人や家畜への健康といった分野を扱う。乾燥化や植生の変化は、国の政策や家畜の管理、人口増加といった社会科学的側面も有する。また、ダストや砂丘は地球だけでなく、火星・土星などの他の惑星にも共通する現象である。このように、一つ分野だけでは、ダスト現象を理解することはできず、幅広い分野の研究者が議論し、情報共有を行うことが重要であり、研究者の交流を進める。

Introduction (13:45 〜 13:50)

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