*Naoko Morimoto1、Atsushi Watanabe2、Yu Umezawa3、Maria Lourdes San Diego-McGlone4、Charissa M. Ferrera4、Toshihiro Miyajima1 (1.Department of Chemical Oceanography, Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo、2.Department of Transdisciplinary Science and Engineering, School of Environment and Society, Tokyo Institute of Technology, O-okayama 2-12-1 W8-13 Meguro, Tokyo 152-8552, Japan、3.Faculty of Fisheries, Nagasaki University, 1-14 Bunkyo, Nagasaki 852-8521, Japan、4.Marine Science Institute, University of the Philippines, Diliman, Quezon City 1101, Philippines)
セッション情報
[JJ]Eveningポスター発表
セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気水圏科学複合領域・一般
[A-CG50] [JJ] 沿岸海洋生態系──2.サンゴ礁・藻場・マングローブ
2017年5月24日(水) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)
沿岸海洋生態系はその占有面積に比して高度で多様な生態系サービスを提供し、人間生活に恩恵をもたらす一方、相接する陸域・外洋域・大気圏と密接な連関を有し、人間活動からの影響を強く受ける複雑な開放系である。本セッションは、連携する「沿岸海洋生態系─1.水循環と陸海相互作用」と共に、相互作用系としての沿岸海洋生態系研究の最前線について研究分野の枠を越えて討議する場を提供する。
本セッションで扱う浅海域生態系は、高度な基礎生産・物質循環・生物多様性で特徴づけられる場であるが、海洋資源に対する高い需要や陸域の開発に伴う環境改変圧力にさらされており、生態系機能の包括的評価と維持再生技術の創成が求められている。本セッションは、サンゴ礁・アマモ場・ガラモ場・マングローブを含む温帯~熱帯浅海域生態系をフィールドとする生態学・地球化学等の研究者が中心となって最新の研究成果を共有すると共に、新たな研究構想や保全管理策の立案に資することを目的とする。特に物質循環と生態系機能、群集間コネクティビティ、環境変動応答、生態系サービス、広域比較・長期変動等をキーワードとする事例研究、モデル研究の発表を歓迎する。
*田中 義幸1、福田 秀樹2、宮島 利宏3 (1.八戸工業大学 基礎教育研究センター、2.東京大学 大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター 沿岸保全分野、3.東京大学 大気海洋研究所 海洋地球システム研究系 生元素動態分野)