*中井 仁1 (1.小淵沢総合研究施設)
セッション情報
[JJ] ポスター発表
セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ
[G-02] [JJ] 災害を乗り越えるための「総合的防災教育」
2017年5月20日(土) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)
コンビーナ:中井 仁(小淵沢総合研究施設)、宮嶋 敏(埼玉県立熊谷高等学校)、根本 泰雄(桜美林大学自然科学系)、小森 次郎(帝京平成大学)
大きな災害が起こるたびに、被災地とその周辺では防災教育の必要性が叫ばれ、実際に活発に実践されることがあります。しかし、全国的にそれが広がることは今日まで有りませんでした。また、被災地であっても、発災から10年、20年と経ち、災害を直接体験した人が少なくなってくると、当初の災害を後世に伝えようという熱意は陰ってくるのが常です。それに対し、災害の方は、数十年、数百年を経て繰り返されます。その間の世代交代を乗り越えて、被災体験を伝承し続けることは容易ではありません。このように、防災教育が、空間的には被災地域とその近辺に限られ、時間的には発災から1世代およそ20年間に限られがちであることが、日本の多くの地域で防災教育の空洞化をもたらしています。そこで、当セッションは、次の二つの問題設定を行います。①防災教育が地理的な普遍性をもたないのはなぜか。②防災教育が継続性を持たないのはなぜか。これらの問題意識をもって、新たな防災教育を創造しようとする意欲のある方の発表を求めます。防災に関する全てのテーマ領域における、教育実践例や教育手法、防災教育のあり方についての論考などを広く公募します。
*中川 和之1 (1.時事通信社解説委員)
*小森 次郎1 (1.帝京平成大学)
*谷川 亘1、浦本 豪一郎3、内山 庄一郎2、折中 新3、山品 匡史3、岡本 桂典4、原 忠3 (1.国立研究開発法人海洋研究開発機構高知コア研究所、2.国立研究開発法人防災科学技術研究所、3.高知大学、4.高知県立歴史民俗資料館)
*佐藤 剛1、八木 浩司2、山岸 宏光3、廣田 清治4、桑野 健5 (1.帝京平成大学大学院環境情報学研究科、2.山形大学地域教育学部、3.(株)シン技術コンサル、4.国際斜面防災研究機構、5.国際航業(株))