*栗原 雄一1、三浦 輝1、小暮 敏博1、山口 紀子2、桧垣 省吾3、坂口 綾4、恩田 裕一5、山本 政義6、田中 万也7、神田 穣太8、石丸 隆8、高橋 嘉夫1 (1.東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻、2.農業環境技術研究所、3.東京大学 アイソトープ総合センター、4.筑波大学 数理物質系、5.筑波大学 アイソトープ環境動態研究センター、6.金沢大学 低レベル放射能実験施設、7.日本原子力研究開発機構、8.東京海洋大学)
セッション情報
[EJ] ポスター発表
セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-AG 応用地球科学
[M-AG34] [EJ] 福島原発事故により放出された放射性核種の環境動態
2017年5月24日(水) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)
コンビーナ:北 和之(茨城大学理学部)、恩田 裕一(筑波大学アイソトープ環境動態研究センター)、五十嵐 康人(気象研究所 環境・応用気象研究部)、山田 正俊(弘前大学被ばく医療総合研究所)
東日本大地震および津波の発生を契機として起こった東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性核種が飛散し、大気の拡散輸送過程により全球に拡散した。その後も、地表面に沈着した放射性物質の大気への再飛散や、放射性物質の吸着した土砂の海洋や河川湖沼への移動、森林・農作物、陸・海洋生物への移行など、地球環境中でさまざまな循環・相互作用が進行している。この放射性核種の環境動態を理解し汚染の長期的な影響予測を行なうため、地球環境科学の多くの分野に、放射化学や放射線計測技術などを加えた分野横断的で新しい学問領域を創設した取り組みが開始された。本セッションでは、こうした環境中の放射性物質の移行および環境動態予測についての様々な取り組みの成果を発表し、分野横断的な研究交流を深める場としたい。
*五十嵐 康人1、梶野 瑞王1、早崎 将光2、足立 光司1、財前 祐二3、関山 剛1 (1.気象研究所 環境・応用気象研究部、2.国立環境研究所 地域環境研究センター 都市大気環境研究室 、3.気象研究所 予報研究部)
金野 俊太郎1、*大河内 博1、黒島 碩人1、勝見 尚也1、緒方 裕子1、片岡 淳2、岸本 彩2、岩本 康弘2、反町 篤行3、床次 眞司4 (1.早稲田大学理工学術院 創造理工学部環境資源工学科、2.早稲田大学理工学術院 先進理工学部、3.福島県立医科大学 医学部、4.弘前大学 被ばく医療総合研究所)
*猪股 弥生1、青山 道夫2、坪野 孝樹3、津旨 大輔3、山田 正俊4 (1.金沢大学 環日本海域環境研究センター、2.福島大学 環境放射能研究所、3.電力中央研究所、4.弘前大学 被ばく医療総合研究所)