JpGU-AGU Joint Meeting 2017

セッション情報

[EJ] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-ZZ その他

[M-ZZ41] [EJ] リスクコミュニケーションの未来-科学情報を社会にどう伝えるか

2017年5月20日(土) 10:45 〜 12:15 301B (国際会議場 3F)

コンビーナ:平田 直(東京大学地震研究所)、Schorlemmer Danijel(GFZ German Research Centre for Geosciences)、木村 玲欧(兵庫県立大学)、大友 章司(甲南女子大学)、座長:平田 直(東京大学地震研究所)、座長:木村 玲欧(兵庫県立大学環境人間学部)、座長:Schorlemmer Danijel(GFZ German Research Centre for Geosciences)、座長:大友 章司(甲南女子大学人間科学部心理学科)

本セッションは、自然災害のハザードやリスク評価に関する情報を、どのような内容でどのように伝達すれば、住民・社会に理解してもらい、減災につなげることができるのかという「リスクコミュニケーション」について、自然科学・社会科学の双方の研究者が議論します。

 自然災害のハザードやリスク評価に関する科学的情報は、本質的に不確実性を含みます。そしてそれぞれの関係者がそれぞれの考えに基づき情報を理解します。例えば、2016年熊本地震では前震といわれる大きな地震の後、余震確率が発表されましたが、この情報は有効に働いたのかも検証する必要があります。しかしながら、大きな被害・影響をもたらす可能性がある地震や噴火の、事前の想定について、もしくは進行しつつある危機について、さらには想定外の出来事が発生した時に、どのような情報を、どのように処理し、伝達し、合意に導くかというリスクコミュニケーションの研究は発展途上です。

 本セッションは、自然科学・社会科学双方の研究者による企画です。様々な背景を持つ方々の参加をお待ちしています。現状と課題を共有し、総合的かつ科学的な議論が行われることを期待します。

10:45 〜 11:00

*Danijel Schorlemmer1,5Thomas Beutin1Naoshi Hirata2Ken Xiansheng Hao3Max Wyss4Fabrice Cotton1Karsten Prehn1 (1.GFZ German Research Centre for Geosciences、2.Earthquake Research Institute, University of Tokyo, Japan、3.National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention, Tsukuba, Japan、4.International Centre for Earth Simulation Foundation, Geneva, Switzerland、5.University of Southern California, Los Angeles, USA)

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン