セッション情報
[EJ] ポスター発表
セッション記号 P (宇宙惑星科学) » P-PS 惑星科学
[P-PS04] [EJ] アルマによる惑星科学の新展開
2017年5月24日(水) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)
コンビーナ:百瀬 宗武(茨城大学理学部)、小林 浩(名古屋大学理学研究科)、下条 圭美(国立天文台チリ観測所)、野村 英子(東京工業大学理学院地球惑星科学系)
アタカマミリ波サブミリ波干渉計(アルマ)は2011年に科学観測を始めた。アルマは,その高い感度と撮像能力によって,近傍の原始惑星系円盤の中に非対称構造を見出しており,一般的な惑星系形成に対する新たな情報をもたらしている。2014年に実施された長基線キャンペーン観測では,素晴らしい画像が我々に提供された。HL Tauに付随する円盤には4auの空間分解能で溝構造が発見され,また小惑星ジュノーの表面輝度の非一様が60kmイメージピクセルサイズでマッピングされた。これらの結果は,若い星周囲の円盤や太陽系天体を探求する上で,アルマが強力な道具となることを示している。さらに,サイクル4からは,太陽観測機能もコミュニティに公開された。本セッションでは,これまでアルマによってなされた観測的研究だけでなく,その観測結果と密接に関係する理論的・実験的研究の成果も受け付け,ALMAによる惑星科学を包括的に議論する。
*野津 翔太1、野村 英子2、本田 充彦3、廣田 朋也4、秋山 永治4、Walsh Catherine5、Millar T.J.6 (1.京都大学 大学院理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 宇宙物理学教室、2.東京⼯業⼤学 理学院 地球惑星科学系、3.久留⽶⼤学 医学部 物理学教室、4.国立天文台、5.School of Physics and Astronomy, University of Leeds, UK、6.Astrophysics Research Centre, School of Mathematics and Physics, Queen’s University Belfast, UK)
*野村 英子1、Wei Chen-En1、Ip Wing-Huen2、Lee Jeong-Eun3 (1.東京工業大学理学院地球惑星科学系、2.国立中央大学、3.Kyung Hee University)
*百瀬 宗武1、塚越 崇1、スン カンロウ1、樋口 あや2、武藤 恭之3、奥住 聡4、深川 美里5、田中 秀和6 (1.茨城大学理学部、2.理化学研究所、3.工学院大学基礎教養・教育部門、4.東京工業大学地球惑星科学系、5.名古屋大学理学研究科、6.東北大学天文学教室)
Tang Ya-Wen2、*武藤 恭之1 (1.工学院大学基礎・教養教育部門、2.Academia Sinica, Institute of Astronomy and Astrophysics)
*秋山 永治1、田村 元秀2,3、長谷川 靖紘4,1 (1.大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台、2.大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター、3.東京大学 理学系研究科 天文学専攻、4.カリフォルニア工科大学 ジェット推進研究所)
長谷川 靖紘2、*奥住 聡1、Turner Neal2 (1.東京工業大学地球惑星科学系、2.Jet Propulsion Laboratory, California Institute of Technology)
*樋口 あや1、佐藤 愛樹2、塚越 崇2、坂井 南美1、百瀬 宗武2、小林 浩3、石原 大助3、渡邊 華3、金田 英宏3、岩﨑 一成4、山本 智5 (1.理化学研究所、2.茨城大学、3.名古屋大学、4.同志社大学、5.東京大学)
*青木 翔平5、佐川 英夫1、西合 一矢4、前澤 裕之2、中川 広務3 (1.京都産業大学理学部、2.大阪府立大学大学院理学系研究科、3.東北大学大学院理学研究科、4.国立天文台チリ観測所、5.ベルギー宇宙航空研究所)
*下条 圭美1、ハドソン ヒュー2,3、スティーブン ホワイト4、ティム バスティアン5、岩井 一正6 (1.国立天文台、2.グラスゴー大学、3.カルフォルニア大学バークレー校、4.米空軍研究所、5.米国立電波天文台、6.情報通信研究機構)
*岩井 一正1、Loukitcheva Maria 2,3,4、下条 圭美5、Solanki Sami 3,6、White Stephen7 (1.情報通信研究機構、2.New Jersey Institute of Technology、3.Max Planck Institute for Solar System Research、4.St. Petersburg University、5.国立天文台、6.Kyung Hee University、7.Air Force Research Laboratory)