JpGU-AGU Joint Meeting 2017

セッション情報

[EE] ポスター発表

セッション記号 S (固体地球科学) » S-CG 固体地球科学複合領域・一般

[S-CG62] [EE] 変動帯ダイナミクス

2017年5月23日(火) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)

コンビーナ:深畑 幸俊(京都大学防災研究所)、Robert Holdsworth(Durham University)、Jeanne Hardebeck(USGS)、岩森 光(海洋研究開発機構・地球内部物質循環研究分野)

変動帯のダイナミクスは、我々が身近に経験する地震・火山活動から、断層帯の形成やいわゆる造山運動など数百万年以上かけて起きる現象まで、極めて広いレンジにわたる地球表層の活動を対象としており、地球物理学・地形学・地質学の知見を総合して理解すべき重要な課題である。変動帯では、ミクロの破壊・流動からマクロの変形まで多様な時空間スケールの現象が重なり合って生起している。その変動機構を解明するためには、プレート運動に起因する応力など変動帯にかかる力と変動帯を構成する媒質の応答特性を観測(観察)・理論・実験等に基づいて時間的・空間的に明らかにする必要がある。さらに、地殻内の流体やそれに関わる反応も媒質特性に大きな影響を与えるため、岩石学・地球化学的アプローチも重要である。東北沖地震後は日本列島全体で応力・歪場の大規模な改変が生じ、地震活動の変化や活発な地殻変動が起こっていることが観測されており、変動帯ダイナミクスの研究を進める格好の機会である。本セッションでは、地震学・測地学・変動地形学・構造地質学・岩石学・地殻流体など変動帯ダイナミクスの解明を目指す様々な分野にわたる講演を歓迎する。

*佐藤 将1岡田 知己1飯尾 能久2松本 聡3Bannister Stephen4Ristau John4大見 士朗2,5三浦 勉2Pettinga Jarg 6Ghisetti Francesca 7Sibson Richard8 (1.東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻地震・噴火予知研究観測センター、2.京都大学防災研究所、3.九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター 、4.GNS Science, New Zealand、5.京都大学防災研究所地震防災研究部門 、6.Univerisity of Canterbury, New Zealand、7.Terra Geologica, New Zealand、8.University of Otago, New Zealand)

*豊島 剛志1重松 紀生2小山内 康人3大和田 正明4角替 敏昭5外田 智千6 (1.新潟大学理学部地質科学科、2.産業技術総合研究所活断層・火山研究部門、3.九州大学大学院比較社会文化研究院環境変動部門、4.山口大学理工学研究科地球科学分野、5.筑波大学生命環境系地球進化科学専攻、6.国立極地研究所)

*重松 紀生1マシオット セシール2タウンエンド ジョン2ドーン マイリーン3マクナマラ デイビッド4トイ バージニア5スザランド ルーパート2DFDP-2 サイエンスチーム (1.独立行政法人産業技術総合研究所活断層・火山研究部門、2.ビクトリア大学ウェリントン、3.グルノーブル大学、4.アイルランド国立大学ゴールウェイ校、5.オタゴ大学)

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