JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[EJ] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気水圏科学複合領域・一般

[A-CG48] [EJ] 北極域の科学

2017年5月24日(水) 09:00 〜 10:30 304 (国際会議場 3F)

コンビーナ:森 正人(東京大学先端科学技術研究センター)、津滝 俊(宇宙航空研究開発機構)、鄭 峻介(北海道大学 北極域研究センター)、漢那 直也(北海道大学 北極域研究センター)、座長:漢那 直也(北海道大学 北極域研究センター)

09:00 〜 09:15

[ACG48-01] 北極域における研究・観測究拠点の整備

*榎本 浩之1 (1.国立極地研究所)

キーワード:北極、観測拠点、国際共同研究、国際協力

北極域研究推進プロジェクト(ArCS)では、北極域に於ける研究・観測究拠点の整備を行ない、ArCS参画研究者をはじめとする我が国の研究者に観測・研究の場を提供することを目的としている。
整備を行なっている地域は、米国:アラスカ大学IARC(International Arctic Research Center)研究拠点、ポーカーフラット観測拠点、カナダ:CHARS(Canadian High Arctic Research Station), CEN(Centre for Northern Studies)観測拠点、ロシア:ケープ・バラノバ観測拠点、スパスカヤパッド観測拠点、ノルウェー:スバールバル諸島ニーオルスン観測拠点、ロングイヤービンUNIS(The University Centre in Svalbard)、デンマーク(グリーンランド):氷床上EGRIP観測拠点、ヌークGINR(Greenland Institute of Natural Resources)研究拠点である。それぞれ、調査活動、研究活動や若手育成の場として活用を目指している。
これらの汎北極的な拠点の地理的な分布と焦点を当てる自然科学の対象、さらにその情報の社会への貢献について解説し、北極域研究活動おける有効性についても考える。