JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[EJ] 口頭発表

セッション記号 B (地球生命科学) » B-PT 古生物学・古生態学

[B-PT05] [EJ] 地球史解読:冥王代から現代まで

2017年5月24日(水) 09:00 〜 10:30 201B (国際会議場 2F)

コンビーナ:小宮 剛(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻)、加藤 泰浩(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)、鈴木 勝彦(国立研究開発法人海洋研究開発機構・海底資源研究開発センター)、座長:松浦 史宏(東京工業大学理工学研究科地球惑星科学専攻)

10:15 〜 10:30

[BPT05-18] 古生代末の二段階の絶滅:四川省・朝天セクションにおける層序学的研究

*斎藤 誠史1磯崎 行雄2姚 建新3紀 戦勝3 (1.独立行政法人海洋研究開発機構、2.東京大学、3.中国地質科学院)

キーワード:大量絶滅、朝天、環境変動

約2億5000万年前の古生代末では、顕生代最大の大量絶滅事件がおきた。この事件は、ペルム紀中-後期(G-L)境界およびペルム-トリアス紀(P-T)境界における、二段階の絶滅からなる。発表者らはこれまで、南中国・四川省の朝天セクションにおいて、G-L境界層およびP-T境界層の層序学的研究を行ってきた。本発表では、これまでに得られた成果について報告する。