[MIS16-P09] 山陰沖表層型メタンハイドレート賦存域における海水・間隙水のイオン分析
キーワード:表層型メタンハイドレート、間隙水
2016年7月にUT16航海において対馬海盆、大和海盆、隠岐トラフで採取した堆積物の間隙水中の溶存イオンを分析することで海底環境を推定した.その結果、調査海域付近のSMI深度が浅いことからメタンフラックスは高いと考えられる.また、メタンハイドレートを直接採取することはできなかったが、塩素イオン濃度が深度方向に上昇したコアもあり、以深部においてハイドレートが形成している可能性がある.