JpGU-AGU Joint Meeting 2017

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[JJ]Eveningポスター発表

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[O-06] [JJ] 日本のジオパーク-しくじりから見えてくるジオパークの理想像-

2017年5月20日(土) 17:15 〜 18:30 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)

[O06-P11] 苗場山麓地域における調査研究および活動の報告について

*佐藤 信之1 (1.苗場山麓ジオパーク振興協議会)

キーワード:志久見川流域の火山灰層の発見、菅沼地域の自然の変遷、苗場山麓ジオパークにおける活動

① 志久見川流域の火山灰層の発見
平成28年8月~津南町、県道結東・上郷宮野原線の百ノ木地内にて用水路工事に伴い、新鮮な露頭(地層)が出現した。興味ある地層模様でしたので、専門家を招き、地層の観察と試料採取及び地層の記録を行いました。
② 菅沼地域の自然の変遷
菅沼集落は、標高630~650mの苗場山麓の北部に位置している。50年ほど前に廃村になったところである。菅沼の名前の通り一帯、水が滞留しやすい地形と地質である。廃村になって以来、ほとんど手つかずの池や湿地、山林がある。トンボ類をはじめ、ほ乳類や鳥類も多く確認できた。また、絶滅危惧種もいくつか発見されている。
貝化石や亜炭を含むなど、残すべき素材が多く残っている。湿地から森へのゆるやかな変遷についても継続的な調査が必要である。
③ 苗場山麓ジオパークにおける活動
 苗場山麓ジオパークにおける活動を報告する。