10:45 〜 11:00
[G03-07] 博物館発のイノベーションと社会実装
近年、情報技術の発展に伴って誰もが手軽に地質情報を入手できるようになった。しかし地質図の判読には専門的な知識が必要となり、直感的な理解が難しい。そこで地質情報をより効率的に発信するため、三次元造型機とプロジェクションマッピングを用いた立体地質模型を開発し、研究成果の普及に役立つコンテンツを製作した。また2013年から2016年にかけては、博物館やジオパーク、また東南アジアの教育機関における教育支援を実施し、その効果について本学会で報告してきた。
今回の発表では、これらの経緯を総括するとともに、アウトリーチ活動によって得られた技術を知財化し、更にはそれを社会実装するためのプラットフォームとして2016年に研究所発ベンチャーを立ち上げた経緯について報告する。
加えて、模型システムを介した分野融合、特に言語学や考古学分野と連携した例についても併せて紹介する。
今回の発表では、これらの経緯を総括するとともに、アウトリーチ活動によって得られた技術を知財化し、更にはそれを社会実装するためのプラットフォームとして2016年に研究所発ベンチャーを立ち上げた経緯について報告する。
加えて、模型システムを介した分野融合、特に言語学や考古学分野と連携した例についても併せて紹介する。