JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] [JJ] 地球惑星科学のアウトリーチ

2017年5月21日(日) 10:45 〜 12:15 A03 (東京ベイ幕張ホール)

コンビーナ:植木 岳雪(千葉科学大学危機管理学部)、小森 次郎(帝京平成大学)、長谷川 直子(お茶の水女子大学)、大木 聖子(慶應義塾大学 環境情報学部)、座長:小森 次郎(帝京平成大学)

11:00 〜 11:15

[G03-08] 地球科学における対話形式のデジタル教材の開発とその評価の試み

*今井 弘二1村山 泰啓1松下 幸市朗2 (1.情報通信研究機構、2.京都造形芸術大学)

キーワード:地球科学、デジタル教材、ウェブサービス、主体的な学習、Cross-Cutting Comparisons

我々は「理科離れ」の傾向が顕著に表れる中学生以上を対象に、観察や実験が容易にできない地球科学に関する内容において、対話形式の操作性を備えたデジタル教材、C3(Cross-Cutting Comparisons; https://darts.isas.jaxa.jp/C3/)を試験的に開発し、その評価を試みた。12・13歳のアンケート結果では、79%が使いやすいと回答し、全ての生徒が主体的な学習に意欲を示していることが分かった。これらの結果から、主体的な学習を支援するデジタル教材として、対話形式の操作性が有効であると示唆される。本発表では、そのC3の機能と評価、そして今後の展望について紹介する。