JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] [JJ] 地球惑星科学のアウトリーチ

2017年5月21日(日) 10:45 〜 12:15 A03 (東京ベイ幕張ホール)

コンビーナ:植木 岳雪(千葉科学大学危機管理学部)、小森 次郎(帝京平成大学)、長谷川 直子(お茶の水女子大学)、大木 聖子(慶應義塾大学 環境情報学部)、座長:小森 次郎(帝京平成大学)

11:15 〜 11:30

[G03-09] デジタル地球儀ダジック・アースを利用したアウトリーチ・教育活動

*齊藤 昭則1津川 卓也2 (1.京都大学大学院理学研究科地球物理学教室、2.情報通信研究機構 )

キーワード:デジタル地球儀、理科教育、科学展示

デジタル立体地球儀ダジック・アースを利用した地球惑星科学に関する一般向けアウトリーチ活動と教育活動について紹介する。デジタル立体地球儀は地球惑星科学データを表示する上で、正しい形での表示ができかつ、直感的な理解の助けになるため有効な手段である。日本科学未来館のジオ・コスモス、米国NOAAのScience On a Sphereなどの大型なものに対し、ダジック・アースは簡単に利用できることから、一般向けアウトリーチ活動と学校などでの教育活動の両方で用いられている。研究機関などによる利用では施設内の常設展示、学会などでの展示ブース、一般公開イベントなどにおける研究成果の表示に用いられている。ダジック・アースのシステムは科学館や学校などにおいても用いられていることから、これらの研究成果の表示のために作成されたコンテンツはより広い機会に利用してもらうことが可能である。このようなデジタル立体地球儀の利用を軸とした研究者ー科学館ー学校が連携した地球惑星科学のアウトリーチ・教育活動について現状と問題点、課題について報告する。