JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-04] [JJ] 小・中・高等学校,大学の地球惑星科学教育

2017年5月20日(土) 09:00 〜 10:30 301A (国際会議場 3F)

コンビーナ:畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)、座長:畠山 正恒(聖光学院中学高等学校)

10:15 〜 10:30

[G04-06] 地球惑星科学におけるアクティブ・ラーニングを支援するウェブサービス

*今井 弘二1村山 泰啓1松下 幸市郎2 (1.情報通信研究機構、2.京都造形芸術大学)

キーワード:アクティブ・ラーニング、ウェブサービス、Cross-Cutting Comparisons

温暖化やそれに伴う異常気象がますます問題視される中、地球環境に関する教育は、より一層重要となってきている。一方で、近年の教育では、学生に知識や情報を与えるだけでなく、学生が課題を見つけ結論までを導き出す、能動的な学習方法(アクティブラーニング)が重視されている。そこで我々は、地球惑星科学における新しいウェブサービス、C3(Cross-Cutting Comparisons; https://darts.isas.jaxa.jp/C3/)を開発した。C3の特徴は、対話形式の操作性である。入力フォームは誘導的であり、初学者でも関単に地球惑星科学のデータを確認することができる。また、作成した図はスケールの調整や、クエリ文字列を用いたグループ学習、そして立体表示ができるため、学生が地球上における様々な現象の理解を深めるのに有用である。本発表では、そのC3を用いたアクティブラーニングの実践方法について紹介する。