JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG35] [JJ] 社会とともに地球環境問題の解決に取り組む超学際研究の未来

2017年5月22日(月) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)

コンビーナ:近藤 康久(総合地球環境学研究所)、近藤 昭彦(千葉大学環境リモートセンシング研究センター)、木本 浩一(関西学院大学・共通教育センター)、手代木 功基(総合地球環境学研究所)

[HCG35-P02] ケニア牧畜社会における地球環境問題への対処の現状と協働にむけて

*手代木 功基1Hazard Benoit2,3Adongo Christine2田中 樹1 (1.総合地球環境学研究所、2.フランス社会科学高等研究院、3.フランス国立科学研究センター)

キーワード:アフリカ、クリーンエネルギー、水資源管理、地域コミュニティ

地球環境問題の解決に向けては、先進国のみならず途上国における取り組みも重要とされている。そのため、途上国では地域・国レベルでの環境問題への取り組みから、先進国の開発援助等も含めた大規模なプロジェクトが多数みられる。一方で、途上国における環境問題に関わるプロジェクトが地域に与える影響については情報が少なく、プロジェクト実施地域の生活者の実態がブラックボックスのままに進展している。本報告では、世界でも周縁地域としてみなされるケニア・牧畜地域における複数の事例を紹介する。そして事例をもとに、いかに社会との協働を進めることができるのかについて考えたい。