JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS15] [JJ] 地球流体力学:地球惑星現象への分野横断的アプローチ

2017年5月24日(水) 15:30 〜 17:00 ポスター会場 (国際展示場 7ホール)

コンビーナ:伊賀 啓太(東京大学大気海洋研究所)、吉田 茂生(九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門)、柳澤 孝寿(海洋研究開発機構 地球深部ダイナミクス研究分野)、相木 秀則(名古屋大学)

[MIS15-P07] The Great Kanto(1923) Earthquakeand YOKOHAMA (2)

*西澤 勝1 (1.なし)

キーワード:SAGAMI trough、the deep-sea creatures、Gravitation、The sink of Japan

1.まえがき:関東大震災(1923.9.1日午前11時58分.相模トラフの海溝沿いプレート境界.M=7.9)の相模トラフ(信玄)について、大崎 順彦著「地震と建築」を参考に述べる。又長沼 毅著「深海生物学への招待」を参考にトラフと深海生物の関係を、坪井 忠二著「新・地震の話」を参考に地震と重力の関係を和達 清夫著「地震」を参考にしつつ少しふれる。


2.要旨:(イ)Fig-1は小松 左京著「日本沈没」より想定した東大構内の「東京大地震」の架空の波形である。このような“模擬地震動”が使われることもあるが、大崎先生もp197で述べられておられるが、実際の地震動と“何かがちがう”。薬のジェネリックのような。現在は著者は“模擬地震動”を必要としないと考える。

 何よりも、日本列島は「世界一の地震の巣の上に在る」ことを念頭に諸・諸の構造物の建設及び都市計画などを実施しなくてらはならぬ。

(ロ)相模トラフ及びその海域について:Fig-2んい深海生物の代表としてチューブワームと諸トラフ・海溝等を示す。「太陽を食べる(太陽光)生態系の他に深海には「地球を食べる生態系」がある。これらは熱水噴出孔等からのイオウ(S)成分で生きる。相模トラフ・駿河トラフの在る海域は海流・地形・気候条件などがそろった海洋研究にはもってこいの地域である。潜水船等の出現もあり、深海生物・地形等の知見は積み重ねられている。三浦半島には逗子層の上に葉山層が積もっている“不整合”の案内がある。地震によって沈下した海底の逗子層上に葉山層が積もり又地震によって地上に浮き上り、現在に至っていることが判る。図-3に深発地震面の等深線図(「地震」)、Fig-4に重力異常の急変帯(「新・地震の話」)を示した。この二つの図からもこれらの海域が地震学上も大変“微妙”な地域・海域であると判る。

 なお、関東大震災の調査で皇居内の公文書館の「震災録」を拝見。詳しい救護状況等が薬品名までも示されている。別の機会に。

 ただ、昭和天皇は昭和初期から約60年間の長い間、相模湾での海産物のご研究をされた。これらの膨大な資料が現在、国立科学博物館に移館され、多くの研究者の研究論文の試料としてお役に立っているようである。市販の書物としては、東海大学出版「相模湾動物誌」等多数市販されている。さらにこれらの有用資料が一般の研究者のために利用され易くなることを期待する。


3.結び:日本列島は世界一の地震の巣の上にあることを銘記すべし。