JpGU-AGU Joint Meeting 2017

講演情報

[JJ] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-SD 宇宙開発・地球観測

[M-SD36] [JJ] 宇宙食と宇宙農業

2017年5月20日(土) 10:45 〜 12:15 202 (国際会議場 2F)

コンビーナ:片山 直美(名古屋女子大学 家政学部 食物栄養学科)、座長:片山 直美(名古屋女子大学 家政学部 食物栄養学科)

11:15 〜 11:30

[MSD36-03] 宇宙食としての災害食摂取後の血糖値変化 第1報

*山田 ゆりか1片山 直美1 (1.名古屋女子大学)

キーワード:宇宙食、災害食、血糖値

宇宙に長期滞在が可能となり、宇宙食の研究は生命維持のために大変重要な研究となった。ビタミンやミネラルの欠乏を防ぐ必要がある。また、食後の高血糖を防ぐ必要もある。 蓄積されたデータによって、骨粗鬆症や脂肪肝、筋肉の衰え、白内障、高血圧など様々な病気が長期間の宇宙滞在で起こる可能性が指摘された。食事の持つ意味は大きい。また、地上において利用されている災害食は常温で長期保存可能である。災害食は宇宙食として利用可能である。そこで今回、災害食を宇宙食として利用するために、塩分を一日あたり10g以下で食後の高血糖を防ぐ献立の組み合わせを考えた。朝食は豚汁、昼食はわかめうどん、夕食は五目御飯とブリ大根である。実際に食後の血糖値測定を行ったので報告する。